SEO対策の際に、効果検証や現状把握が簡単にできる、「サチコレポート」の機能追加・改善を実装しましたので、お知らせいたします。

改善された機能一覧

  • クリック増加見込みの値が閲覧できるようになりました。
  • 印刷画面ロゴ差し替えが可能になりました。

下記に、今回の機能改善の詳細をご説明いたします。

クリック増加見込みの参考値の表示

サマリーレポート内に表示される、

  • 高順位 低クリック率のクエリ
  • 高順位 低クリック率のURL

について、対象の検索クエリでの順位と表示回数の実績値に基づいて、一般的なCTR(クリック率)だった場合、どの程度のクリックが増えることになるかの想定値を自動計算し、表示するようになりました。

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『クリック増加見込み』列が追加されました。

「高順位 低クリック率のクエリ」と「高順位 低クリック率のURL」レポートでは、順位がGoogleの検索結果で10位以内、つまり1ページ目に表示されているにもかかわらず、クリック率が一般的な数値より低いものを自動的にピックアップしています。

順位がいいのにクリック率が低いということは、検索結果に表示されているページタイトルやmeta descriptionなどの説明文が、他のサイトに比べてユーザーにとって魅力的ではないものになっている可能性があるので、これを改善することによって、検索順位自体を向上させなくても集客を増やすという施策となり得ます。

今回のアップデートで、もしも一般的なCTRが獲得できていたら、どの程度のクリック数が稼げていたかを自動的にシミュレーションできるようになりました。

表示回数の実績値に実際の順位の想定CTRを乗じてあらかじめ算出しておくことにより、施策を行いCTRが想定値まで到達したら、どの程度の集客数が得られる見込みがあるかということがわかりますので、施策を行うキーワードや、ページの優先順位が付けやすくなるというものです。

実際の計算では、

対象検索クエリの表示回数 × 対象検索クエリの順位の想定CTR - 対象検索クエリの表示回数 = クリック増加見込み

という式で計算しています。

単純な計算ではありますが、実際のウェブマーケティングの現場では、目まぐるしく変化する検索結果の状況を常に把握し、毎度この計算を行いながらどんなキーワードやページの施策を強化しようか、ということをリアルタイムで判断することはとても煩わしい作業であり、後回しにされがちです。

しかも、CV(コンバージョン)に関係のない検索クエリも多数ある中で、それらの余分なキーワードを避けながら重要度の高い検索クエリやページを選定しなければなりません。

サチコレポートでは、サマリーレポートに表示するこれらのキーワード郡から常に除外するキーワードを指定する「除外キーワード」設定がありますので、除外キーワードを設定しておくことにより、何もしなくてもサチコレポートを開くだけで常にう優先度の高いクエリやページを把握せうることが可能になりました。

レポート印刷画面ロゴ差し替えが可能に

サチコレポートは、広告代理店様や、SEOコンサルなどのSEOサービス提供者様向けにも多くご利用いただいております。

今までも、ウェブレポート画面のロゴ画像は弊社ロゴから差し替えてご利用いただくことができました。

サチコレポートにはレポートのサマリー画面をA4横レイアウトで印刷・PDF化する機能がついていますが、今回の改善でこちらの印刷画面のロゴ画像を任意のロゴ画像に変更することが可能になりました。

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右上のロゴ部分が変更可能になりました。

より現場で使いやすい改善ツール、レポートシステムを目指して

サチコレポートでは、現場のSEOコンサルタントが実際に現場で使用し、どんなツールや情報があったら施策を進めやすいかを常に追求し、改善をしています。

2〜3ヶ月に1度のペースで改善や、新機能を開発しておりますので、引き続き使いやすいツールを目指して進化していこうと思います。

サチコレポートについて詳しくはサービスページをご覧ください。