Googleは、日本時間の午前2時13分に、2回目のコアアルゴリズムアップデートが終了したと伝えました。

これで、2021年7月のコアアップデートのロールアウトが事実上完了しました。

皆様はどのような結果を感じたでしょうか?

リプ欄を見ると、さまざまな意見が繰り広げられています。中にはこんな意見も。

見てみたい…

イタリアではグーグルの結果は悪いです。私は悲惨だと思います。フロントページには、コンテンツも権限もない3ページのサイトがあり、有名なゲスト投稿サイトからの4つのバックリンクがあります。人工知能というよりも、人工認知症ではないでしょうか?

https://twitter.com/EVEMilano/status/1414677195365179392?s=20

同じくこの方のリプ欄には、

https://twitter.com/zird0t/status/1414840586830557184?s=20

私は完全に同意します、いくつかのserpは恥ずかしいです。最初の位置には「スパム」サイトがあります、2017年の記事が書かれた大きなポータルもあります。

https://twitter.com/zird0t/status/1414840586830557184?s=20

実際のSERPを見たわけではないので、なんとも言えませんが、イタリアではなかなか荒れている模様です。

クエリの捉え方が広がった?

Googleは、コロナウイルスや、ワクチンのさまざまな呼び方や名前に対応すべく、『MUM』(マム)と呼ばれる、より高度な言語処理能力をアップデートしました。

まだまだ完全なものではないとしていましたが、この辺りのクエリや検索意図の捉え方が今回のコアアップデートでは影響しているようにも思えます。

▼『MUM』については過去の記事でもお話をしています。

https://cocorograph.co/knowledge/2021-07-seo-news/

クエリによっては、「キーワード 7月」などと打っても、6月の情報が出てくる例も一部ありました。おそらく検索意図として、6月の記事の方が、需要が高いと判断されたのでしょうか。

「ものすごく検索結果が外れている」ということは今のところ感じていませんが、機械学習の進化によっては違和感を感じるシーンもあるかもしれません。

E-A-Tが高まる?YMYLが変動する?

近年は、E-A-Tが重視されているという話が多く出ていますね。

もともとネット社会では上手に取捨選択をしなければいけませんでしたが、それが顕著に現れたのは今回のコロナウイルスだと感じます。未知との遭遇により、何が正しいのかを見極めるのは誰でも難しいことでしたが、そうなった場合に専門家の意見が尊重されるのは、致し方ないことだと思いました。

検索結果でも、「情報の提供元が信頼できるのかどうか」という部分はシビアですからね。

今後は、さらにE-A-Tの指標は厳しくなるのではないでしょうか?

YMYLの領域も同じく、取り扱いには要注意の領域でした。

ですが、コロナウイルスによって、病気や医療に対する情報が錯乱してしまうことを防ぐためでしょうか、ジャンルそのものが厳しくなったように感じます。

ブロガーたちには、より厳しいジャンルになりそうです。

私たちは何をすべき?

何かグレーな手法で戦っていない限り、「悪い」という意味合いで影響があったわけではありません。

どちらかといえば、「より優れたサイトが現れた」、「今のコンテンツだけでは足りない」などが現実的な状況です。

こちらも過去記事でお話をしましたが、一度原点に立ち返って検索結果と向き合うことになるでしょう。

▼Googleのコアアップデートについてウェブマスターが知っておくべきこと

https://cocorograph.co/knowledge/webmaster-need-to-know/

まとめ

極端なダメージがない限り、SEOは常に考えて実行あるのみだと思います。

この記事が多少なりとも、お役に立てばと思います。
記事を読んで不明な点等がありましたらお気軽にTwitter(@kaznak_com)などでご質問ください。

ではまた。