普段、何気なく検索をしているときに、検索結果の下に「よくある質問」と「回答」が表示されているのを見かけたことはありませんか?
あれは「FAQリッチリザルト」と呼ばれる機能で、検索ユーザーにとって便利なだけでなく、サイト運営者にとっても大きなメリットがあるんですよ。
「なんだか難しそう…」と感じるかもしれませんが、実は初心者の方でも手順さえ踏めば実装できる施策の一つです。
競合サイトがこれを取り入れて目立っているのを見て、「自分のサイトでもやってみたい!」と思った方も多いのではないでしょうか。
この記事では、検索結果でのクリック率アップも期待できる「faq リッチリザルト」の仕組みや、具体的な導入方法をわかりやすく解説していきます。
専門的な知識がなくても大丈夫ですので、一緒に一つずつ確認していきましょう。
このページに書いてあること
FAQリッチリザルトとは?検索結果で目立つ仕組み

まずは、FAQリッチリザルトがどのようなものなのか、その基本的な仕組みについてお話ししますね。
単なる検索順位の話だけでなく、ユーザーの目にどう映るかという「見え方」の部分で、とても重要な役割を果たしているんですよ。
検索結果の下部に質問と回答が表示される機能
FAQリッチリザルトとは、Googleなどの検索結果画面において、ページタイトルの下に「質問」と「回答」がアコーディオン形式(開閉式)で表示される機能のことです。
通常、検索結果にはタイトルと短い説明文(スニペット)しか表示されませんが、この機能を導入することで、ユーザーはページを開く前から疑問を解決できるようになります。
検索ユーザーの「知りたい」という意図に、検索結果の画面上で直接応えることができる、とても親切な仕組みなんですよ。
SEO FAQ対策として期待できるクリック率の向上
SEOの観点から見ると、この機能には「クリック率(CTR)の向上」という大きなメリットがあります。
検索結果画面での占有面積が縦に広がるため、他のサイトよりも圧倒的に目立つことができるんです。
視覚的にインパクトがあるだけでなく、「このサイトなら疑問を解決してくれそう」という安心感をユーザーに与える効果も期待できますね。
「seo faq」対策として、多くのサイト運営者がこのリッチリザルトの導入に力を入れているのは、こういった明確なメリットがあるからなのです。
リッチリザルトFAQの導入が推奨されるサイトとページ
では、どのようなページに導入するのがよいのでしょうか。
基本的には、「よくある質問(FAQ)」のコンテンツが含まれているページであれば導入可能です。
- サービス紹介ページ: 料金やプランに関する質問
- 商品詳細ページ: 使い方や仕様に関する質問
- 専用のQ&Aページ: サイト全体のよくある質問まとめ
特に、ユーザーが申し込みや購入を迷っているときに検索しそうなキーワードのページに設定すると、不安を解消してアクセスを促す効果が高まりますよ。
導入前に知っておくべきGoogleのガイドライン

FAQリッチリザルトを表示させるためには、Googleが定めたルールをきちんと守る必要があります。
せっかく設定しても、ガイドラインに違反していると表示されなかったり、最悪の場合はペナルティを受けたりすることもあるので、ここでしっかり確認しておきましょう。
ページ内に質問と回答のテキストが存在する必要がある
最も基本的なルールとして、構造化データでマークアップする質問と回答のテキストは、実際のページ上にも表示されている必要があります。
「検索エンジンには見せたいけれど、ページのデザインが崩れるからユーザーには隠しておこう」といった、いわゆる「隠しテキスト」のような使い方はNGです。
ページを訪れた読者が読むことができる内容と、Googleに伝えるデータの内容は、必ず一致させてくださいね。
ユーザー投稿型ではなくサイト運営者が管理するFAQに限る
このFAQリッチリザルトは、サイト運営者がコンテンツを管理している場合にのみ使用できます。
つまり、掲示板やコメント欄のように、ユーザーが自由に投稿して回答する形式のページには使えません(その場合は「Q&Aリッチリザルト」という別の仕組みがあります)。
あくまで、サイト側が公式に提供している「よくある質問」に対して設定するものだと覚えておいてくださいね。
宣伝目的や不適切なコンテンツを含んではいけない
FAQの内容にも注意が必要です。
質問や回答の欄を使って過度な宣伝を行ったり、暴力的、性的な内容、または法的に問題のあるコンテンツを含めたりすることは禁止されています。
例えば、「Q: おすすめの商品は? A: 今なら〇〇が50%OFF!こちらをクリック!」のような、単なる広告枠として利用するのはガイドライン違反となる可能性が高いです。
あくまでユーザーの疑問に答えるためのスペースとして活用しましょう。
初心者でもできるFAQ構造化データの実装方法

「faq 構造化データ」と聞くと、プログラミングの知識が必要で難しそう…と身構えてしまうかもしれませんね。
でも安心してください。今は便利なツールやプラグインがたくさんあるので、コードを一行も書かずに実装することも可能なんですよ。
生成ツールを使ってFAQ構造化マークアップを作成する
HTMLに詳しくない方におすすめなのが、「構造化データ生成ツール」を利用する方法です。
「Schema Markup Generator」などのWebツールを使えば、フォームに質問と回答を入力していくだけで、必要なコード(JSON-LD)を自動で作ってくれます。
- ツールで「FAQ Page」を選択する
- 質問と回答を入力する
- 生成されたコードをコピーする
これなら、専門知識がなくてもパズル感覚で「faq 構造化マークアップ」を作成できますね。
WordPressなどのCMSプラグインを利用して設定する
WordPressを使ってサイトを運営している場合は、さらに簡単です。
「SEO SIMPLE PACK」や「Yoast SEO」、「Rank Math」といった有名なSEOプラグインには、FAQブロック機能が含まれていることがあります。
記事の投稿画面で専用のブロックを選んで入力するだけで、裏側で自動的に「faq 構造化」の処理を行ってくれるんです。
お使いのテーマやプラグインにその機能がないか、一度チェックしてみることをおすすめします。
HTMLに直接JSON-LDコードを記述する手順
生成ツールで作ったコードや、自分で書いたコードを実装する場合は、HTMLファイルに直接記述します。
基本的には、ページの<head>タグの中、または<body>タグの終了直前に配置するのが一般的です。
<script type="application/ld+json">
{ ...ここにコード... }
</script>Code language: HTML, XML (xml)
このように、<script>タグで囲んで貼り付けます。
どのページにどのFAQを入れるか間違えないように注意しながら作業してくださいね。
Googleタグマネージャーを活用して実装する
「サイトのHTMLファイルを直接編集するのは怖い」という場合は、Googleタグマネージャー(GTM)を活用するのも一つの手です。
GTMを使えば、管理画面上から特定のページにだけ「カスタムHTML」タグとして構造化データを配信することができます。
これなら、もし間違えてもGTM上で修正や停止がすぐにできるので、リスクを抑えて「faq構造化データ」をテスト導入したい方にはぴったりの方法ですよ。
正しい構造化データ「よくある質問」の記述例

ここでは、実際にどのようなコードを書けばよいのか、具体的な中身を見ていきましょう。
「JSON-LD(ジェイソン・エルディー)」という形式がGoogleによって推奨されています。
コピーして使えるサンプルを用意しましたので、参考にしてみてください。
コピーして使えるJSON-LD形式のサンプルコード
以下は、基本的なFAQ構造化データのサンプルです。
このままコピーして、質問と回答の部分をご自身のサイトの内容に書き換えて使用できます。
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "FAQPage",
"mainEntity": [{
"@type": "Question",
"name": "FAQリッチリザルトとは何ですか?",
"acceptedAnswer": {
"@type": "Answer",
"text": "検索結果の下部に質問と回答が表示される機能のことです。"
}
}, {
"@type": "Question",
"name": "導入するメリットはありますか?",
"acceptedAnswer": {
"@type": "Answer",
"text": "検索結果での露出が増え、クリック率の向上が期待できます。"
}
}]
}Code language: JSON / JSON with Comments (json)
Question(質問)とAnswer(回答)の定義について
コードの中身を少しだけ解説しますね。
構造化データでは、情報の意味を定義するために特定の言葉を使います。
- @type: “FAQPage”: このページがFAQページであることを宣言します。
- Question: 「質問」を表します。
nameの中に質問文を入れます。 - Answer: 「回答」を表します。
textの中に回答文を入れます。
この「Question」と「Answer」のセットを必要な数だけ増やしていくことで、複数の質問を設定できる仕組みになっています。
実装後のテストとGoogle Search Consoleでの確認

コードを設置したら、「はい、終わり!」ではありません。
正しく設定できているかを確認し、Googleに認識してもらうまでのステップが残っています。
実装後のチェック方法について解説しますね。
リッチリザルトテストツールでエラーを検証する
まずは、Googleが提供している無料ツール「リッチリザルトテスト」を使いましょう。
公開したページのURLを入力するか、作成したコードを直接貼り付けることで、記述に間違いがないか瞬時にチェックできます。
もしエラーがある場合は、どこが間違っているか教えてくれるので、修正して再度テストしてみてください。
「リッチリザルトの対象です」という緑色のメッセージが出れば、記述自体は成功です。
サーチコンソールで拡張機能レポートを確認する
正しく実装されてGoogleのクローラーがページを巡回すると、Google Search Console(サーチコンソール)のメニューに変化が現れます。
左側のメニューにある「拡張」という項目の中に、「よくある質問」というレポートが追加されるはずです。
ここで「有効」となっているページ数が増えていけば、Googleに正しく認識されている証拠ですよ。エラーが出ているページもここで確認できます。
実際の検索結果に反映されるまでの期間
構造化データを追加しても、その瞬間に検索結果が変わるわけではありません。
Googleがページを再クロールし、情報をインデックスするまでには時間がかかります。
早ければ数日で反映されることもありますが、場合によっては数週間かかることもあります。
「なかなか表示されないな…」と思っても、焦らずに気長に待つ姿勢も大切ですよ。
FAQリッチリザルトが表示されない原因と対処法

「設定したのに、いつまで経っても検索結果に表示されない…」
そんなときに考えられる原因と、その対処法をまとめました。
Googleのシステムは複雑なので、いくつかの要因を探ってみましょう。
構造化データの記述ミスや構文エラーがある
一番多い原因は、単純な記述ミスです。
JSON-LDは細かい記号のルールが厳格なので、カンマ(,)が一つ抜けていたり、カッコの閉じ忘れがあったりするだけで機能しなくなります。
また、全角スペースが混じっているとエラーになることもあります。
先ほど紹介した「リッチリザルトテスト」を使えば、こうした構文エラーはすぐに見つけられるので、再度チェックしてみてください。
コンテンツ内容とマークアップが一致していない
技術的には正しくても、ガイドライン違反とみなされているケースです。
よくあるのが、構造化データには書かれている質問が、実際のページ上には見当たらない(または隠されている)場合です。
また、回答の内容が不適切だったり、宣伝色が強すぎたりする場合も表示されません。
「ユーザーにとって有益か?」「ページの内容と一致しているか?」という視点で、コンテンツを見直してみましょう。
Googleのアルゴリズムが表示を選択しなかった
実は、設定が完璧でも必ず表示されるとは限らないんです。
Googleは検索キーワードやユーザーの状況に合わせて、最適な検索結果を自動で判断しています。
「この検索クエリにはFAQを表示したほうが役に立つ」とGoogleが判断したときにだけ表示される仕組みなので、常に表示されるわけではないことを理解しておきましょう。
表示されなくても、構造化データがあること自体は検索エンジンへの理解を助けるので、無駄にはなりませんよ。
まとめ

以前は検索結果で目を引くことができた「FAQリッチリザルト」ですが、現在は政府や医療機関などのサイトに表示が限定されるよう変更されました。一般的なWebサイトでは特別な表示はされにくくなっていますが、Googleにページの内容を正しく伝えるために構造化データを使うことは、今でも無駄ではありません。
「faq 構造化マークアップ」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、ツールやプラグインを使えば、初心者の方でも実装自体はスムーズに行えます。
まずは、自社サイトの中で「よくある質問」が掲載されているページを充実させたり、ユーザーの不安を解消するQ&Aコンテンツを作ったりするところから始めてみましょう。
表示の有無にかかわらず、ユーザーにとって親切なサイト作りを心がけることが、結果としてSEOの良い成果につながります。ぜひ、この記事を参考にできることから取り組んでみてくださいね。
faq リッチリザルトについてよくある質問

以下に、FAQリッチリザルトに関するよくある質問をまとめました。
- Q. どんなページでもFAQリッチリザルトを設定できますか?
- A. 基本的には「質問と回答」のコンテンツが含まれているページであれば設定可能です。ただし、ユーザー投稿型のページではなく、サイト運営者が管理しているコンテンツである必要があります。
- Q. 構造化データとは何ですか?
- A. 検索エンジンに対して、ページの内容を分かりやすく伝えるための「翻訳コード」のようなものです。これを記述することで、Googleがページの内容をより正確に理解できるようになります。
- Q. 設定すればすぐに検索結果に表示されますか?
- A. いいえ、すぐには表示されません。Googleがページを再度クロールし、インデックス情報を更新するまで待つ必要があります。数日から数週間かかることが一般的です。
- Q. スマホの検索結果でも表示されますか?
- A. はい、PCだけでなくスマートフォンの検索結果でも表示されます。モバイルユーザーにとっても、画面占有率が高まるため非常に有効な施策です。
- Q. 間違った設定をするとペナルティになりますか?
- A. ガイドラインに著しく違反している場合(隠しテキストやスパム的な宣伝など)、手動による対策(ペナルティ)を受ける可能性があります。正しい記述と誠実なコンテンツ作りを心がけましょう。