ブログを開設したばかりの頃は、「次は何を書けばいいのかな…」と記事のネタ切れに悩んでしまうこと、ありますよね。また、一生懸命書いたのに誰にも読まれないと落ち込んでしまうものです。
そんな時にあなたの強い味方になってくれるのが、Googleが無料で提供している「Googleトレンド」です。
Googleトレンドを使えば、今世の中で何が流行っているのか、人々がどんなキーワードに興味を持っているのかがひと目でわかります。まるで世の中の関心を映し出す鏡のようなツールなんですよ。
この記事では、Webマーケティング未経験の方でもすぐに活用できるように、Googleトレンドの基本的な使い方から、ブログ記事作成への具体的な活かし方まで、やさしく解説します。
難しい専門用語は使わずに説明しますので、ぜひこの記事を読みながら実際に画面を触ってみてくださいね。読者の知りたい「今」をキャッチして、アクセスの集まるブログを目指しましょう!
このページに書いてあること
Googleトレンドとは?検索の流行がわかる無料ツール

Googleトレンド(Google Trends)は、Google検索で調べられているキーワードの人気度や流行の推移をチェックできる無料のツールです。
「今、世界で何が検索されているのか」というビッグデータを誰でも簡単に見ることができる、非常に便利なサービスなんですよ。まずは、このツールで何ができるのか、基本的な特徴を2つご紹介します。
キーワードの人気度や需要の推移を可視化できる
Googleトレンドの最大の特徴は、特定のキーワードがどれくらい検索されているか、その「人気度」の変化をグラフで見られることです。
たとえば、「花火大会」という言葉なら夏にグラフがぐんと上がり、「インフルエンザ」なら冬に山ができる様子が可視化されます。数字の羅列ではなく、波のようなグラフで表示されるので、直感的に「いつ注目されているか」や「流行が去ったのか、これから伸びるのか」を把握できます。
アカウント登録やログインなしですぐに使える
高度な分析ツールと聞くと、「面倒な登録が必要なんじゃない?」と心配になるかもしれませんね。でも、Googleトレンドはアカウント登録やログインが一切不要です。
サイトにアクセスするだけで、すぐにすべての機能を使い始められます。思い立ったその時に、サッと市場の動向をチェックできる手軽さが、多くのブロガーやマーケターに愛されている理由のひとつです。
Googleトレンドの主な機能4つの使い方

Googleトレンドには、大きく分けて4つの便利な機能が備わっています。ブログ運営で主に使用するのは最初の「調べる」機能ですが、他の機能もネタ探しにとても役立ちます。それぞれの機能で何ができるのか、ざっくりと見ていきましょう。
特定のキーワードを分析する「調べる」
最も基本となるのが、検索窓にキーワードを入力して分析する「調べる」機能です。
記事にしようと思っているキーワードの人気が上がっているのか下がっているのか、どの季節によく検索されるのかを確認できます。ブログ記事を書く前には、まずこの機能を使ってキーワードの「健康診断」をするのがおすすめです。
今話題のキーワードを知る「急上昇ワード」
「急上昇ワード」では、過去24時間以内に検索数が急激に伸びたキーワードをランキング形式で見ることができます。
芸能ニュースやスポーツの結果、話題の事件など、今まさに世間で注目されているトレンドがわかります。「トレンドブログ」やニュース系の記事を書く場合には、この機能がネタの宝庫になります。
1年間のトレンドを振り返る「Year in Search」
「Year in Search」は、その年の検索トレンドを振り返る機能です。毎年年末に公開され、「今年最も検索された人」や「流行語」などがカテゴリ別にまとめられています。
1年間の大きな流れを把握したり、年末に「今年を振り返る記事」を書いたりする際に、とても参考になるデータですよ。
最新情報をメールで受け取る「登録」
特定のキーワードやトピックに関する最新情報を、メールで定期的に受け取れる「登録」機能もあります。
たとえば自分のブログのメインテーマに関するキーワードを登録しておけば、その話題が急上昇した時にいち早く通知を受け取れます。常に画面をチェックしなくても、重要なトレンドを見逃さずに済むので便利ですね。
最もよく使う「調べる」機能の画面の見方と設定

ここからは、ブログ運営で記事のネタ探しをする際によく使う、Googleトレンドの使い方の基本である「調べる」機能について、実際の画面を見ながら具体的な操作方法を解説します。
画面を開くとグラフや地図など多くの情報が表示されますが、最初に設定すべきポイントは画面上部に並んでいる4つの絞り込みメニューに限られています。一つずつ確認していきましょう。
まず左端にあるのが「地域」の設定です。通常は「日本」を選びますが、海外向けの情報を知りたい場合はここを変更してください。その隣にある「期間」は特に重要でしょう。初期状態では「過去1日」になっていますが、これを「過去5年間」や「2004年から」に変更することで、一時的な流行なのか、長期的に検索されている言葉なのかを判断しやすくなります。
さらに右側には「カテゴリ」と「ウェブ検索」の設定があります。特に一番右の「ウェブ検索」をクリックすると、「YouTube検索」や「画像検索」のトレンドに切り替えることができます。動画コンテンツを作りたい場合は、ここを忘れずに変更してみてください。また、複数のキーワードを比べたいときは、「+比較」の部分に別の単語を入力しましょう。これで、どちらの言葉がより検索されているか一目でわかります。
検索キーワードを入力してグラフを表示する
Googleトレンドの使い方は、実はそれほど難しくありません。まずはトップページ左上のメニューを開いて、「調べる」を選んでみましょう。
次に、画面の上にある「検索キーワードを追加」という欄に、調べたい単語を入力します。そうすると、そのキーワードの人気度がどう変化しているか、折れ線グラフですぐに確認できるでしょう。まずは自分のブログのテーマに関連する言葉を入れて、どんなグラフが出るか試してみてください。
「人気度の動向」グラフの数値の意味を理解する
表示されるグラフの縦軸(0〜100の数値)は、実際の検索回数ではありません。
指定した期間と地域の中で、最も検索された時を「100」とした場合の「相対的な人気度」を表しています。
- 100: その期間で最も人気があった時
- 50: 人気がピーク時の半分だった時
- 0: 十分なデータがない、または人気が低い時
「100回検索された」という意味ではない点に注意してくださいね。あくまで「勢い」を見るための数値です。
データを絞り込む「対象期間」を設定する
グラフの上部にあるメニューから「対象期間」を変更できます。デフォルト(初期設定)では「過去1日」や「過去12ヶ月」になっていることが多いです。
ブログ記事のネタ探しに使うなら、以下のように使い分けるのがおすすめです。
- 過去5年間: 長期的なトレンドや季節ごとの傾向を知りたい時
- 過去30日・90日: 直近の細かい動きを知りたい時
特に季節ネタを書く場合は、「過去5年間」にして毎年のピーク時期を確認すると良いでしょう。
特定のエリアに限定する「地域」を指定する
「国・地域」のメニューでは、分析するエリアを絞り込めます。通常は「日本」でOKですが、特定の地域に特化したブログ(例:北海道の観光ブログ)を書いている場合は、都道府県レベルまで絞り込むことも可能です。
地域ごとの関心度の違いを見ることで、「この話題は〇〇県の人に特に刺さるんだな」といった発見があるかもしれません。
検索対象を「ウェブ検索」や「YouTube」に切り替える
「ウェブ検索」と書かれているメニューをクリックすると、検索対象を切り替えられます。
- ウェブ検索: 通常のGoogle検索(ブログ記事向け)
- 画像検索: Google画像検索
- YouTube検索: YouTube内での検索
ブログ記事の需要を調べるなら「ウェブ検索」のままで大丈夫です。もしYouTube動画を作るなら、「YouTube検索」に切り替えて需要をチェックしましょう。
複数のキーワードを並べて「比較」する
キーワードを入力した箇所の右側にある「+比較」をクリックすると、別のキーワードを追加できます。
たとえば「パンケーキ」と「ホットケーキ」のように、似ている言葉を並べて入力すると、どちらの方が人気があるのかグラフを重ねて比較できます。最大5つまで比較できるので、キーワード選びに迷った時に非常に役立ちますよ。
新しい発見につなげる「関連トピック・関連キーワード」
画面を下にスクロールすると、「関連トピック」や「関連キーワード」という項目が出てきます。ここには、入力したキーワードと一緒に検索されている言葉や、関連性の高い話題が表示されます。
「急激に増加」している関連キーワードを見れば、読者が今どんなことに興味を持っているのか、新しい記事の切り口が見つかるはずです。思わぬお宝キーワードに出会えることもありますよ。
Googleトレンドをブログや記事制作に活用する5つの方法

使い方がわかったところで、次は実践編です。Googleトレンドのデータをどのようにブログ運営や記事制作に活かせばいいのか、具体的な5つのテクニックをご紹介します。
これを知っているだけで、記事のヒット率がグッと上がりますよ。
季節ごとの検索需要に合わせて記事公開日を決める
季節性の高いキーワード(例:花粉症、浴衣、クリスマスなど)は、検索需要がピークになる少し前に記事を公開するのが鉄則です。
Googleトレンドで「過去5年間」のグラフを見れば、「毎年何月頃から検索され始め、何月にピークを迎えるか」が正確にわかります。検索が増え始める時期の1〜2ヶ月前に記事を仕込んでおけば、需要が高まったタイミングでアクセスを独占できるかもしれません。
似たキーワードを比較してメインの対策キーワードを選ぶ
同じ意味の言葉でも、どちらを使うかで検索される回数が大きく違うことがあります。
たとえば「引っ越し」と「引越し」。どちらを記事のタイトルに入れるべきか迷ったら、比較機能を使ってみましょう。グラフが上にある(人気度が高い)方のキーワードをメインに据えることで、より多くの人に検索してもらえる可能性が高まります。読者が普段使っている言葉を選ぶのがポイントです。
急上昇ワードからトレンド記事のネタを探す
「何を書けばいいかわからない」という時は、「急上昇ワード」を眺めてみましょう。
今話題になっているニュースやトレンドに関連する記事は、爆発的なアクセス(バズ)を生む可能性があります。ただし、芸能スキャンダルなどはブログの質に関わる場合もあるので、自分のブログのテーマに合った話題(例:新発売のガジェット、話題のダイエット法など)を選ぶと良いでしょう。
関連キーワードから読者のニーズを深掘りする
「関連キーワード」を見ると、読者の潜在的なニーズが見えてきます。
たとえば「キャンプ」と検索して、関連キーワードに「キャンプ 初心者 持ち物」が急上昇していたら、「初心者向けの持ち物リストの記事が求められているんだな」とわかりますよね。ここから読者の悩みを想像し、それを解決する記事を書くことで、満足度の高いコンテンツが作れます。
検索需要の低下を察知してリライトの判断をする
過去記事をリライト(修正)する際も、Googleトレンドが役立ちます。
もし対策しているキーワードの人気度が長期的に右肩下がりで、ほとんど検索されなくなっているなら、その記事を優先してリライトする必要はないかもしれません。逆に、人気が安定している、または上昇傾向にあるキーワードの記事は、積極的に情報を更新して順位を維持しましょう。需要のない記事に時間を使いすぎないための判断材料になります。
Googleトレンドとキーワードプランナーの違いと使い分け

SEOツールとしてよく名前が挙がる「キーワードプランナー」と「Googleトレンド」。どちらもGoogleのツールですが、役割は明確に違います。
この2つをどう使い分ければいいのか、初心者の方にもわかりやすく解説しますね。
トレンドは「人気度の推移」を見るツール
Googleトレンドが得意なのは、「流れ(トレンド)」や「勢い」を見ることです。
「いつ流行るのか」「これから伸びるのか、廃れるのか」「今話題なのか」といった、時間の経過に伴う変化を把握するのに適しています。数値は相対的な指数なので、ざっくりとした波を掴むためのツールだと思ってください。
キーワードプランナーは「具体的な検索ボリューム」を見るツール
一方、キーワードプランナーが得意なのは、「量(ボリューム)」を見ることです。
「月間に何回検索されているか(例:1000〜10000回)」という具体的な実数を知ることができます。市場の大きさや、ライバルの多さを確認するために使います。ただし、Googleトレンドのようにリアルタイムの急上昇などはわかりにくい側面があります。
目的によって2つのツールを使い分けるのが正解
結論として、この2つはセットで使うのがおすすめです。
- Googleトレンドで、これから伸びそうな話題や季節のタイミングを調べる(企画段階)
- キーワードプランナーで、そのキーワードが十分な検索数を持っているか確認する(選定段階)
このように使い分けることで、「タイミングもバッチリで、検索需要もしっかりある」勝てるキーワードを選べるようになりますよ。
Googleトレンドを使用する際の注意点

とても便利なGoogleトレンドですが、データの見方を間違えると判断を誤ってしまうこともあります。
分析する際にこれだけは知っておいてほしい、2つの注意点をお伝えします。
表示される数値は実数ではなく相対的な指数
繰り返しになりますが、グラフの縦軸(0〜100)は検索回数そのものではありません。
たとえば、グラフが「100」になっていても、それが「100万回検索された」のか「100回検索された」のかは、これだけでは判断できません。マイナーなキーワードで「100」が出ていても、実数はとても少ない可能性があります。必ずキーワードプランナーなどで実際の検索ボリュームも併せて確認するようにしましょう。
検索数が少なすぎるキーワードは分析できない
あまりにも検索数が少ないニッチなキーワードを入力すると、「割り当てるデータがありません」や「データ不足」と表示され、グラフが出ないことがあります。
これはツールが壊れているわけではなく、単に分析できるほどの検索データが集まっていないということです。この場合、もう少し一般的な言葉に言い換えるか、より広い意味のキーワードで検索し直してみてください。
まとめ

Googleトレンドは、今世界で何が注目されているのかを教えてくれる、ブログ運営の羅針盤のようなツールです。
- キーワードの人気度の推移がグラフでわかる
- 登録不要ですぐに使える
- 季節ごとの需要や、話題の急上昇ワードが見つかる
- 「相対的な数値」なので、検索ボリュームは別途確認が必要
まずは難しく考えず、気になる言葉を検索窓に入れてみることから始めてみましょう。「へぇ、この言葉って意外と夏に人気なんだ!」といった小さな発見が、あなたのブログを大きく成長させるヒントになるはずです。
読者が求めている情報を「最高のタイミング」で届けられるように、ぜひGoogleトレンドを活用してみてくださいね。
googleトレンド 使い方についてよくある質問

よくある質問
Googleトレンドの使い方に関して、初心者の方がよく疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。
- スマホからでも使えますか?
- はい、使えます。専用のアプリはありませんが、SafariやChromeなどのブラウザからアクセスすれば、PCと同じように利用できます。スマホで移動中にネタ探しをするのもおすすめですよ。
- 利用料金はかかりますか?
- いいえ、完全無料です。すべての機能を無料で利用できるので、コストを気にせず何度でも分析に使ってください。
- データはダウンロードできますか?
- はい、可能です。グラフの右上にあるダウンロードボタン(矢印のアイコン)をクリックすると、CSV形式でデータを保存できます。ExcelやGoogleスプレッドシートで管理したい時に便利です。
- 自分のブログのアクセス解析はできますか?
- いいえ、できません。Googleトレンドはあくまで「世の中全体の検索動向」を見るツールです。自分のブログにどれくらい人が来ているかを知りたい場合は、「Googleサーチコンソール」や「Googleアナリティクス」を使いましょう。
- 表示されるデータはリアルタイムですか?
- 「急上昇ワード」や期間を「過去1日」などに設定した場合は、かなりリアルタイムに近いデータが見られます。ただし、多少のタイムラグはあるため、秒単位の正確なデータではないことを理解しておきましょう。