SEOを意識したキーワードや表記を意識してコンテンツを構築する

コンテンツの構築では、キーワードや表記にこだわるべきです。
語順や表記統一なども検索結果に影響するため、細部の詰めが肝心です。対象とする地域を限定する際は、とくに気を付けましょう。

  • アウトラインの段階でキーワードを盛り込む
  • キーワードの語順を適切に記述する
  • コンテンツを対象地域に最適化させる
  • 見出しにはキーワードをなるべく含めておく
  • シンプルで適度な長さの見出しを心がける
  • タグの階層構造を明確にしておく

コンテンツのアウトラインを固める

実際にコンテンツのライティングを考える際、まず重要になるがコンテンツのアウトライン作成です。
アウトラインとは、単語や短いキーワードを使って文章の全体像を表す下書きのことで、目次のようなもになり、このアウトラインが、記事全体の設計図になるので、しっかり書き出していきましょう。
 
アウトラインは、コンテンツのタイトルと見出しを、直接書き出していくようなイメージで書けばよいです。
タイトルと見出しを書き出す際には、ターゲットとするキーワードをしっかりと考慮し、極力含ませるように書くべきです。ただし、無理にすべてのキーワードを詰め込む必要はありません。コンテンツでもっとも大切なことは、ユーザーが読みやすいかどうか、重要なことがしっかりと伝わるかどうかだからです。
 
また、アウトラインの段階でコンテンツの方向性や一貫性などをチェックし、納得がいくまで何度も書き直します。
アウトラインの段階では修正が簡単ですが、コンテンツを書いたあとでの修正や変更は、非常に大変な作業になってしまいます。時間と労力を大幅に割くことにならないよう、あらかじめ基礎はしっかりと固めておきましょう

アウトラインが仕上がったら、それに沿ってコンテンツを書き始めましょう。この際、ターゲットとするキーワードが入っているかに気を付けながら、伝えたいポイントを文章化していくことを意識しましょう。

キーワードの語順

コンテンツを書く際にキーワードを入れますが、このとき気を付けたいのはキーワードの語順です。検索エンジンは、コンテンツの中にどのような単語が含まれているかだけでなく、どのような語順で含まれているかもみています。つまり、「結婚指輪を買う」という表記と、「指輪を結婚のために買う」という表記では、言葉の意味合いとしても変わってくるため、検索エンジンの捉えかたも違うんですね。

なので、「結婚 指輪」という検索キーワードと、「指輪 結婚」という検索キーワードでは検索結果が異なります。ユーザーの検索キーワードをしっかりと想定したうえで、コンテンツ内でキーワードをどのような順番で記載するかに注意しましょう。
 
例えば、「結婚 指輪」という検索キーワードに最適化したい場合、コンテンツは「結婚→指輪」の順番で記載したほうがよいです。反対に「指輪 結婚」という検索キーワードに最適化したいのであれば、「指輪→結婚」の順番で記載したほうがよいということになります。

ちなみに、このような語順の一致条件は、リスティング広告(検索連動広告)などでも使用されており、『フレーズ一致』と言います。

見出しの役割

見出しの例

先ほどのお話で、コンテンツのアウトラインを考えた際、大まかに見出しまで書き出したものと思いますが、ここではその見出しについてさらに深めておきます。そもそも見出しとは、訪問者にコンテンツの主なテーマや内容を端的に示すものです。ユーザーだけでなく、やはり検索エンジンがコンテンツの内容を把握するうえでも重要になるため、タグのレベルで厳密に最適化しておきましょう。

HTMLでは、見出しを指定するための専用の<h>タグを使用します。<h1>タグ、<h2>タグ、<h3>タグ、<h4>タグ、<h5>タグ、<h6>タグという具合に、用途に応じて段階的に数字を添えて使用します。この数字が小さければ小さいほど重要度の高い見出しとなり、見出しのフォントサイズも大きくなります。

とくにもっとも数字の小さい<h1>タグは大見出しともいわれ、そのページ内のコンテンツを端的に説明するものであるため、ページタイトルと同様に、昔から重要視されてきました。この<h>タグを適切に使いこなすことによって、ユーザーがコンテンツの内容をかんたんに把握することができるようになり、コンテンツの論理構造をしっかりと検索エンジンに伝えることが可能となります

見出しとキーワード

キーワードの例
先ほどは、見出しを書き出す際には、ターゲットとするキーワードをしっかりと考慮し、極力含ませるように書くべきだと解説しました。とはいえ、見出しにキーワードが含まれているからといって、大きな検索順位の向上効果が直接期待できるわけではありません。

しかし、Webページごとの文書構造を正しく検索エンジンに伝えることは、SEOにとって重要です。間接的な効果を高めるためにも、大見出しには極力キーワードを含めておきましょう。そして階層ごとに段階分けした<h>タグを適切に割り振り、明確なHTMLを設計するべきです。

見出しの決めかた

ここでは、具体的な見出しの決めかたについておさえていきましょう。とくに<h>タグにまつわる手続きについて、ポイントを3つに絞って解説します。

キーワードの含めかた

前述のとおり、<h>タグ、とりわけ大見出しを指定する>h1>タグでは、ターゲットとするキーワードを極力含めておきましょう。ただしこの際、なるべくシンプルに記述することをおすすめします。見出しに特定のキーワードが過度に詰め込まれるなどしている場合、検索エンジンにスパム判定される可能性もあるからです。あくまで自然でシンプルな見出しを設定するように心がけましょう。

見出しの文字数

見出しは階層に気を付ける
<h>タグは見出しを指定する要素ですが、基本的には文字数の制限はありません。だからといって、だらだらと長文を指定するのは避けるようにしましょう。あくまでも「見出し」であるため、相応の文字数内に収めるべきです。ユーザーにとって読みづらいものは、検索エンジンにも評価されにくいです。また<title>タグや、<meta>タグのdescription(CHAPTER 1-09参照)などのように、検索エンジンの検索結果ページでは表示されない要素だということも考慮して、適切な長さにおさえましょう。

>h>タグの数と階層

大見出しを指定する<h1>タグは、1ページに1つあればよいです。HTML5では1ページ内に<h1>タグを複数設定することが可能ですが、そうであったとしても<h1>タグは1つに収めておくべきです。決して直接的にマイナスになるというわけではありませんが、大見出しがいくつもあれば、ページのテーマ性がはっきりしなくなり、意味が薄まってしまう可能性があるからです。

また、<h1>タグに続く見出しの階層構造にも気を配りましょう。<h1>タグを大見出し、<h2>タグを中見出し、<h3>を小見出しとすることを基本に、階層構造を適切に配置することによって、正確な文章構造を伝えるようにしましょう。<h2>タグの下に、突如<h4>タグが存在したりすることがないよう、しっかりと文章構造を組み立てるべきです。

ローカル SEOとパーソナライズド検索

Webサイトにコンテンツを掲載する際、サービスで提供可能なエリアなどを表示することもあるかと思いますが、ここでも表記に注意が必要です。対象地域名を考慮した「ローカルSEO」では、とくによく確認しましょう。

検索に関する説明画像

Googleでは、検索ユーザーのIPアドレスを参考にし、どの地域の情報を提供したほうがよいかを判断したうえで、検索結果を表示する場合があります。たとえば、「居酒屋」や「美容室」などと検索すると、Googleの地図サービス「Googleマップ」の情報が表示されるだけでなく、近隣の店舗のWebサイトも表示されるのではないでしょうか。このように、ユーザーの状況や環境に応じてそれぞれ最適化された検索結果を表示することを「パーソナライズド検索」といいます。

このパーソナライズド検索では、Googleマイビジネスの登録情報や、Webサイトに記載されている地域名、住所、電話番号などから、店舗の地域情報を特定して活用しています。そのため状況によっては注意が必要です。たとえば、全国向けのサービスだとしても、「東京◯◯サービス」など、タイトルやサービス名に地域名を入れている場合、東京以外での検索順位が低迷する可能性もあります。反対にこうした地域特性をうまく利用すれば、特定地域での検索結果で優位に立つことも可能です。

ローカルSEOのためのコンテンツ

では、ローカルSEOではどのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。ここでは、「エリアに最適化したコンテンツ」、「NAPの統一」、「Googleマイビジネスへの登録」という3つの主要ポイントについて解説していきます。

エリアに最適化したコンテンツ

コンテンツを考える際にとくに注意すべきなのが、対象とするエリアに最適化した内容を作成することです。ユーザーの位置情報を検索結果に反映する「ベニスアップデート」以降、GoogleはWebページとエリアの関連性についてかなり細かく判断することができるようになっているため、Webサイトを構築する際にもしっかりと対応しておく必要があります。

たとえば、ビジネスの対象エリアごとに最適なランディングページを作成したり、Webサイト内に対象エリアを示す地図情報を掲載したり、<title>タグ内にエリア名のキーワードを設置したりすることが効果的です。そのほかにも、構造化データのschema.orgで場所を指定する「Place属性」などを用いてマークアップを行うことも有効です。こうしたエリアキーワードに対応したコンテンツが設計できれば、エリアに強いWebサイトに仕上がるでしょう。

NAPの統一

NAPとは、「Name(名称)」「Address(住所)」「Phone(電話番号)」の略である。これらの表記をWebサイト上にあるすべてのコンテンツにおいて統一することで、検索エンジンに正確な情報を伝えることができます

たとえば、「株式会社ココロ・グラフ」と「株式会社ココログラフ」と「cocorograph」と「ココログラフ」はどれも同じようですが、「株式会社」の有無、「・」の有無、アルファベット表記などの細部が異なる。住所においても、「東京都新宿区大久保3丁目8番3号」と「東京都新宿区大久保3-8-3」のように細部が異なるケースがよく見られる。このように、意外と統一されていないNAPを統一することによって、検索エンジンに正確な情報を伝達しておきましょう。

Googleマイビジネスへの登録

Googleマイビジネスの画像
Googleマイビジネスとは、かつての店舗情報サービス「Googleプレイス」を発展させたもので、Googleのさまざなサービスの中で、エリアの情報が管理できます。Webサイトのオーナーが直接、NAPや営業時間などをGoogleに無料で申請することができるため、ぜひ積極的に活用しましょう。Googleの検索結果ページに情報を表示できるほか、Googleマップ や、Google+、YouTube、Google アナリティクス
などで情報の一括管理が可能です。

次に見出しについてです。見出しは小さな要素ですが、ユーザーと検索エンジンにコンテンツの内容を伝わりやすくする重要な役割を持つ。
専用の <h> タグを適切に使いこなし、明確な見出しを設定できるようにしましょう。

中村 一浩
中村 一浩
株式会社ココログラフ代表。SEO歴13年、対策実績970サイト以上。検索エンジンだけでなく検索ユーザーにまで最適化する、SEOの上位互換サービスSUOを提供。SEO / SUOの独自レポートツール、サチコレポート開発者。著書『現場のプロが教えるSEOの最新常識』
中村 一浩
中村 一浩
株式会社ココログラフ代表。SEO歴13年、対策実績970サイト以上。検索エンジンだけでなく検索ユーザーにまで最適化する、SEOの上位互換サービスSUOを提供。SEO / SUOの独自レポートツール、サチコレポート開発者。著書『現場のプロが教えるSEOの最新常識』

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