「参考にしたいサイトのリンクをクリックしたら、ページが表示されなかった…」
「ブックマークしていたお気に入りの記事が、いつの間にか消えていた…」
そんな経験をして、がっかりしたことはありませんか?
せっかく情報を探していたのに、「404 Not Found」などのエラー画面が出ると困ってしまいますよね。
でも、諦めるのはまだ早いかもしれません。
実は、インターネット上には過去のWebページの状態を保存している「アーカイブ」という仕組みが存在します。これらを活用すれば、現在リンク切れで見られなくなっているページでも、過去の内容を確認できる可能性があるのです。
この記事では、リンク切れで見られなくなったページの中身を見る具体的な方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
また、もしあなたがブログやWebサイトを運営しているなら、自分のサイトでリンク切れが起きていないかチェックする方法もあわせてご紹介しますね。
消えてしまった貴重な情報を、一緒に探しに行きましょう!
このページに書いてあること
リンク切れで見られないページの中身を見る4つの方法

見たいページが表示されないからといって、すぐに諦める必要はありません。
Web上には、過去のサイト情報を保存・記録しているサービスがいくつか存在することをご存知でしょうか。
ここでは、リンク切れで見られないページの中身を見る方法として、代表的な「Wayback Machine(ウェイバック・マシン)」などの活用法をご紹介しましょう。
それぞれの特徴を知っておくと便利ですので、ぜひ試してみてくださいね。
Internet Archive(Wayback Machine)を使って過去の状態を見る
まず最初に試していただきたいのが、「Internet Archive(インターネットアーカイブ)」が提供している「Wayback Machine(ウェイバックマシン)」というツールです。
これは、世界中のWebサイトの過去の状態を保存している、いわば「インターネットの図書館」のような存在です。
URLを入力するだけで、過去の特定の時点でのページのデザインや文章を閲覧できます。
Wayback Machineの特徴:
- 無料で利用可能: 誰でも手軽に使えます。
- 膨大なデータ量: かなり古いサイトや、すでに閉鎖されたサイトも見つかることが多いです。
- カレンダー機能: 「2020年の〇月〇日時点」のように、特定の日付の状態を選べます。
最もポピュラーで確実性が高い方法なので、まずはここで検索してみることをおすすめします。
ウェブ魚拓などのアーカイブサイトで検索する
日本国内のサイトやブログ記事を探している場合、「ウェブ魚拓」などのアーカイブサイトで見つかることもあります。
ウェブ魚拓は、ユーザーが任意でWebページの状態を保存(魚拓をとる)できるサービスです。
特に、ニュース記事やブログ、掲示板など、一時的に話題になったページが保存されているケースが多いですね。
- ウェブ魚拓
- archive.today
こうしたサイトでURLやキーワードを検索すると、誰かが保存してくれた過去のページが見られるかもしれません。ただし、すべてのページが保存されているわけではないので、あくまで補助的な手段として考えておきましょう。
Googleなどの検索エンジンキャッシュ機能を活用する
ページが削除されてからまだ時間が経っていない場合、以前はGoogleのキャッシュ機能が使えましたが、現在は廃止されています。そこで、「リンク切れ 見る方法」として、「Wayback Machine(ウェイバックマシン)」などのアーカイブサービスや、Google以外の検索エンジンを活用することをおすすめします。
Web上の情報を保存しているサービスを使えば、削除されたページのコピー(キャッシュ)を見られることがあるんです。Googleでは見られなくなりましたが、他の場所には残っている可能性が高いでしょう。
確認する方法:
- Wayback Machine:公式サイトにURLを入力し、カレンダーから過去の保存データを選んで表示する。
- Bing検索:該当のURLをBingで検索し、検索結果の横にあるアイコンや矢印から「キャッシュ」のリンクを探す。
※Googleの仕様変更により純正のキャッシュ機能は使えなくなりましたが、これらの代替手段はとても有効ですので、ぜひ試してみてください。
Chrome拡張機能を使って手軽に確認する
頻繁にリンク切れページに遭遇する方は、ブラウザの「拡張機能(アドオン)」を入れておくと非常に便利です。
Google Chromeなどのブラウザには、404エラーなどでページが見つからない時に、自動的にWayback Machineなどのアーカイブを探してくれる拡張機能があります。
おすすめの拡張機能:
- Wayback Machine: 公式の拡張機能。エラーページで自動的に「アーカイブがありますか?」と尋ねてくれます。
これらをインストールしておけば、いちいちアーカイブサイトにアクセスしてURLをコピペする手間が省けますよ。調査業務が多いWeb担当者さんには特におすすめです。
最も確実な「Wayback Machine」の使い方

いくつかある方法の中でも、最も成功率が高く、使いやすいのが「Wayback Machine」です。
「使い方が難しそう…」と感じるかもしれませんが、実はとっても簡単。
ここでは、実際にWayback Machineを使って過去のページを見る手順を、3つのステップで丁寧に解説します。
一緒に操作してみましょう。
公式サイトにアクセスしてURLを入力する
まずは、Internet Archiveの公式サイトである「Wayback Machine」にアクセスしましょう。
サイトを開くと、画面の中央上部に検索窓(Enter a URL or words…)があります。
ここに、「見たいけれど見られないページのURL」をコピー&ペーストして入力し、Enterキーを押してください。
もし正確なURLがわからない場合は、サイトのトップページのURLや、サイト名などのキーワードでも検索できますが、URLを直接入力する方が確実に見つかりますよ。
カレンダーから閲覧したい過去の日付を選択する
URLを入力して検索すると、そのページが保存されている場合、画面にカレンダーと棒グラフが表示されます。
- 棒グラフ: 年ごとの保存回数を表しています。見たい「年」を選択しましょう。
- カレンダー: その年の中で、データが保存されている日付に「青」や「緑」の丸印がついています。
この丸印がついている日付が、過去の状態を見られるポイントです。
見たい日付にカーソルを合わせると、保存された時間が表示されるので、その中から一つをクリックしてください。
例えば、「記事が削除される直前の状態が見たい」という場合は、最新の日付に近い丸印を選ぶと良いでしょう。
目的のページが表示されるか中身を確認する
日付をクリックすると、いよいよ過去のWebページが表示されます。
当時のデザインや文章がそのまま再現されているはずです。
これで、読みたかった記事の内容や、知りたかった情報を確認できますね。
注意点として、以下のことは覚えておいてください:
- 画像データが欠けていて表示されないことがあります。
- ページ内のリンクをクリックしても、その先のページが保存されていなければ移動できません。
- 読み込みに少し時間がかかることがあります。
完全な状態ではないかもしれませんが、テキスト情報は残っていることが多いので、情報収集には十分役立つはずです。
そもそもなぜ「リンク切れ」で見られなくなるのか

「さっきまで見られたのに急に見られなくなった!」
「URLは合っているはずなのに、なぜ?」
リンク切れには、いくつかの典型的な原因があります。
原因を知ることで、それが一時的なものなのか、それとも永久に見られないものなのかを判断するヒントになりますよ。
主な4つの理由を見ていきましょう。
リンク先のURL記述にスペルミスなどの誤りがある
意外と多いのが、URLの入力ミスや記述ミスです。
これはページがなくなったのではなく、単に「間違った住所」を探している状態と言えます。
よくあるミスの例:
- スペルが一文字間違っている(例:
blog→bolg) - 記号が抜けている(例:
_や-の入力漏れ) - 余計なスペースが入っている
もし、手入力でURLを打ち込んだ場合や、どこかからコピペした場合は、もう一度URLが正しいか確認してみてください。
単純なミスを直すだけで、あっさり表示されることもありますよ。
ページの記事自体が削除または非公開にされた
これが最も一般的な「リンク切れ」の理由でしょう。
サイトの運営者が、意図的にその記事やページを削除、または非公開設定にしたケースです。
- 情報が古くなって役に立たなくなった
- 掲載していた商品やサービスの取り扱いが終了した
- 記事の内容に誤りがあったため取り下げた
このように、運営上の理由でページが存在しなくなった場合、通常のアクセスでは「404 Not Found」が表示されます。
このケースこそ、先ほど紹介した「Wayback Machine」などのアーカイブツールが活躍する場面です。
サイトのドメインが変更されたり閉鎖されたりしている
ページ単位ではなく、Webサイト全体に関わる大きな変更があった場合もリンク切れが発生します。
考えられる状況:
- ドメイン変更: サイトのリニューアルでURL(住所)が変わったが、古いURLからの転送設定がされていない。
- サイト閉鎖: 運営者がサイトの運営をやめてしまい、サイト自体が消滅した。
サイト自体が閉鎖されている場合は、個別のページだけでなくトップページにもアクセスできなくなります。
この場合も、アーカイブツールを使えば、閉鎖前のサイトの様子を見られる可能性があります。
サーバーダウンや一時的なエラーが発生している
ページやサイトは存在しているけれど、技術的なトラブルで一時的に見られなくなっているパターンです。
- サーバーダウン: アクセスが集中しすぎてサーバーがパンクしている。
- メンテナンス中: サイトの更新作業を行っている。
- 通信エラー: 自分のネット環境や、途中の回線に問題がある。
この場合は、「500 Internal Server Error」や「503 Service Unavailable」といったエラーコードが表示されることが多いです。
これらは一時的な問題なので、時間を置いてから再度アクセスすれば復旧していることがほとんどです。少し待ってみましょう。
Web担当者は注意!リンク切れがサイトに与える悪影響

ここまでは「見る側」の視点でお話ししましたが、もしあなたがブログやWebサイトを運営しているなら、自分のサイト内のリンク切れには十分注意が必要です。
「たかがリンク切れでしょ?」と軽く考えてはいけません。
放置しておくと、サイトにとって深刻なデメリットを生む可能性があるのです。具体的にどんな悪影響があるのか、確認しておきましょう。
訪問したユーザーの満足度が下がり離脱につながる
一番の影響は、せっかく来てくれた読者(ユーザー)をがっかりさせてしまうことです。
記事を読んでいて「お、これ詳しく知りたい!」と思ってリンクをクリックしたのに、エラー画面が出たらどう思うでしょうか?
「なんだ、見られないのか」「管理されていないサイトだな」と感じて、ブラウザの「戻る」ボタンを押し、あなたのサイトから去ってしまうでしょう。
これは「直帰率」や「離脱率」の悪化につながり、サイトの成果を下げる大きな要因になります。
ユーザー体験(UX)を損なうことは、サイト運営において避けるべき事態です。
検索エンジンのロボットがサイト内を巡回しにくくなる
リンク切れは、人間だけでなく、検索エンジンのロボット(クローラー)にも悪影響を与えます。
Googleなどのクローラーは、リンクを辿って(クロールして)サイト内を巡回し、新しい記事を見つけたり情報を登録したりします。
しかし、リンク切れ(行き止まり)が多いと、クローラーがスムーズにサイト内を移動できなくなります。
その結果、重要なページがなかなか検索結果に表示されなかったり、サイト全体の評価が正しく伝わらなかったりする恐れがあるのです。SEO(検索エンジン最適化)の観点からも、リンク切れはマイナス要素です。
サイト全体の信頼性が低下する可能性がある
リンク切れがたくさんあるサイトは、ユーザーからも検索エンジンからも「信頼できないサイト」と判断されかねません。
「情報のメンテナンスがされていない」「古い情報が放置されている」という印象を与えてしまうからです。
特に、アフィリエイトリンクや参照元のデータへのリンクが切れていると、記事の信憑性自体が疑われてしまいます。
「神は細部に宿る」と言いますが、リンク一つひとつを丁寧に管理することは、サイト全体の信頼性やブランドイメージを守ることにつながるのです。
リンク切れを自動でチェックできるおすすめツール

自分のサイトにリンク切れがあるかどうか、すべてのページを手作業でクリックして確認するのは現実的ではありませんよね。記事数が増えれば増えるほど、それは不可能です。
そこで、リンク切れを自動で検知してくれる便利なツールを活用しましょう。
これらを使えば、修正が必要な箇所をすぐに見つけられますよ。
Google Search Console(サーチコンソール)
サイト運営者なら必ず導入しておきたい、Google公式の無料ツールです。
Google Search Console(サーチコンソール)には、サイト内のエラーを検出する機能があります。
「ページ」や「インデックス作成」のレポートを確認すると、「見つかりませんでした(404)」というエラーが出ているページを教えてくれます。
これは、自分のサイト内のページが消えている場合だけでなく、外部からのリンク先が切れている場合も把握できるため、定期的にチェックする習慣をつけると良いでしょう。
Broken Link Checker(WordPressプラグイン)
WordPress(ワードプレス)でブログやサイトを作っている方には、「Broken Link Checker」というプラグインが最強の味方です。
このプラグインをインストールして有効化しておくと、自動的にサイト内のリンクを巡回してチェックしてくれます。
リンク切れが見つかると、ダッシュボードやメールで通知してくれるので、気づかないまま放置してしまうリスクが激減します。
ただし、常時チェックを行うためサーバーに少し負荷がかかることがあります。定期的にスキャンする設定にするか、チェック時だけ有効化する使い方もおすすめです。
W3C Link Checker(インストール不要のWebツール)
「プラグインを入れたくない」「WordPressではない」という方には、Web上で使える「W3C Link Checker」が便利です。
これは、Webの標準化団体であるW3Cが提供している信頼性の高いツールです。
使い方はシンプルで、チェックしたいサイトのURLを入力するだけ。
インストール不要ですぐに使えますが、英語表記である点と、ページ数が多いサイトだとチェックに時間がかかる点には注意が必要です。単発で特定のページをチェックしたい時に重宝します。
dead-link-checker.com(サイト全体を一括チェック)
サイト全体のリンク切れを一気にチェックしたいなら、「dead-link-checker.com」というWebサービスも使いやすいです。
こちらもブラウザ上でURLを入力するだけで、サイト全体(または特定のページ)をスキャンしてくれます。
「無料版」でも2000リンクまでチェック可能なので、小〜中規模のサイトであれば十分カバーできるでしょう。
結果一覧が見やすく、「どのページの」「どのリンクが」切れているかが一目瞭然なので、修正作業が捗りますよ。
自社サイトでリンク切れを見つけた時の直し方

ツールを使ってリンク切れを見つけたら、あとは直すだけです。
でも、「どうやって直すのが正解なの?」と迷うこともあるかもしれません。
状況に応じて、適切な対処法は異なります。
ここでは、リンク切れを修正する4つのパターンをご紹介します。簡単に対処できるものばかりですので、安心してくださいね。
リンクの記述ミスを修正して正しいURLにする
最も単純かつハッピーなケースです。
リンク先のページは存在しているのに、こちらのURLの書き間違いでリンク切れになっている場合です。
httpが抜けていないか- 不要な記号が入っていないか
- スペルミスはないか
これらを確認して、正しいURLに書き換えるだけで完了です。
外部サイトへのリンクだけでなく、内部リンク(自分のサイト内の別記事へのリンク)でもよく起こるミスなので、まずはここを疑ってみましょう。
301リダイレクトを設定して新しいページへ転送する
もし、記事のURLを変更したり、サイトをリニューアルしたりしてページが移動した場合は、「301リダイレクト」を設定しましょう。
これは、「古い住所に来た人を、自動的に新しい住所へ転送する」仕組みです。
これを設定しておけば、ユーザーが古いリンクをクリックしても、自動的に正しい新しいページへ案内されます。
さらに、Googleからの評価(SEOパワー)も新しいページに引き継がれるため、サイト運営において非常に重要な設定です。WordPressなら「Redirection」などのプラグインで簡単に設定できます。
親切なオリジナルの404エラーページを作成する
どうしても該当するページがなく、削除するしかない場合もあります。
そんな時に備えて、「オリジナルの404エラーページ」を作成しておくのも一つの手です。
デフォルトのそっけないエラー画面ではなく、
「お探しのページは見つかりませんでした。でも、こちらの記事もおすすめですよ」
といったように、サイト内の人気記事やトップページへのリンクを案内するデザインにしておきます。
こうすることで、行き場を失ったユーザーの離脱を防ぎ、他のコンテンツを見てもらえるチャンスが生まれます。
リンクそのものを削除して整理する
リンク先のサイトが完全に閉鎖されていたり、記事が削除されていて代わりのページもない場合は、リンクそのものを削除(解除)しましょう。
リンクテキスト(アンカーテキスト)を残してリンクタグだけ外すか、その部分の文章ごと書き直して整理します。
存在しないページへの案内を残しておくことは、ユーザーにとってもメリットがありません。
「情報が古くなったので削除しました」と一言添えておくと、読者に対してより誠実な印象を与えられますよ。
まとめ

この記事では、リンク切れで見られなくなったページを見る方法や、サイト運営者向けの対処法について解説しました。
記事のポイント:
- 見る方法: 「Wayback Machine」が最も確実で便利。
- 原因: 削除、ミス、サーバーエラーなど様々。
- 運営者: リンク切れは放置せず、ツールで検知して修正する。
見たい情報が見つからない時は、ぜひアーカイブツールを活用してみてください。「もう見られない」と諦めていた貴重な情報に出会えるかもしれません。
そして、Webサイトを運営している方は、読者のために快適なリンク環境を整えていきましょうね。
リンク切れ 見る方法についてよくある質問

リンク切れやアーカイブの閲覧に関して、よくある質問をまとめました。
気になる疑問があれば、ここで解消しておきましょう。
Q1. スマホからでもWayback Machineは見られますか?
はい、見られます。スマートフォンのブラウザからWayback Machineのサイトにアクセスすれば、PCと同じようにURLを入力して過去のページを閲覧可能です。
Q2. アーカイブで画像が表示されないのはなぜですか?
アーカイブツールは、テキスト情報の保存を優先することが多いため、容量の大きい画像や動画データは保存されていない(またはリンクが切れている)ことがよくあります。これは仕様上、ある程度仕方のないことです。
Q3. キャッシュとアーカイブの違いは何ですか?
「キャッシュ」は検索エンジンなどが一時的に保存している直近のデータで、更新されると消えることがあります。「アーカイブ」はWayback Machineのように意図的に長期保存された記録で、過去のデータを時系列で遡ることができます。
Q4. 自分のサイトの過去のページを削除してもらうことはできますか?
Wayback Machineなどの運営元に申請すれば、削除対応をしてくれる場合があります。ただし、手続きは英語で行う必要があるケースが多く、必ず削除されるとは限りません。
Q5. 魚拓サイトを使うのは違法ではありませんか?
閲覧するだけであれば基本的に問題ありません。ただし、著作権者の許可なく無断で魚拓をとって公開することや、それを悪用することは著作権法に触れる可能性があります。私的な利用や、引用の範囲内での利用に留めましょう。