Googleは、求人情報に新しい構造化データを導入しました。

見込みユーザーは募集しているサイトに直接応募ができるようになりました。

▼公式のGoogleサーチセントラルより

https%3A%2F%2Fdevelopers.google
favicons?domain=developers.google Updating our job posting guidelines to improve quality of results for job seekers  |  Google Search Central Blog  |  Google for Developers

新しいdirectApplyマークアップ

『directApply』が新しいプロパティとして加わりました。

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簡単に説明すると、シンプルな手順で求人応募ができる場合に利用することが可能で、図のイメージに該当する場合に設定ができます。

図上

・サイトに直接応募することができる場合

図下

・応募ボタンを押して、完了するまでに、2回以上情報を入力したり、ログインするなどの必要がいらない場合。

わりかし多くの求人サイトで対応できるような気がします。

directApplyは統合作業中のようで、検索結果にすぐには反映されない可能性があります。

新しいコンテンツポリシーも公開

求人情報の構造化データマークアップに関するコンテンツポリシーにも追加がありました。

新しい編集コンテンツポリシーには、邪魔なテキストや画像、過度で気を散らす広告、または求人情報に何の価値ももたらさないコンテンツに関するガイダンスが含まれています。 求人情報は、適切な大文字化などの基本的な文法規則にも従う必要があります。

https://developers.google.com/search/blog/2021/07/job-posting-updates

サイト所有者が求職者の信頼を向上させるために取り組むことができる主な問題

Googleは、以後の側面に対処することで、求職者に対してより信頼性を向上させることができるとのこと。

サイトにスパムや詐欺行為がないことの確認

このようなものは、実際の仕事の機会を表していない求人情報です。

実用的な仕事の機会があるページのみをマークアップしましょう。

優れたユーザーエクスペリエンスを確保しましょう

必要のない時にユーザー情報を要求するサイトや、ページの品質が低いサイト(過度な広告や、邪魔になるレベルの広告)、複雑なアプリケーションがあるサイト(リダイレクトが多いなど)など、ユーザーエクスペリエンスが低いと、アプリケーションの完了率も低下します。

期限切れの求人情報を削除しましょう

求人情報が更新されたら、過去の求人情報をそのままにしないでください。せっかく応募をしたのに連絡がないことは、求職者にとって迷惑ですし、苦情の元になります。

サイトから仕事を削除するときは、マークアップも削除するか、vaildThroughプロパティ(求人情報であることを検索エンジンに示す構造化データのプロパティのひとつに「validThrough」というのがあります)を更新してください。Indexing APIを使用して、変更を更新することをお勧めします。

特に数回のリダイレクトの後、期限切れの求人情報にたどり着くことは、非常に苛立たしい経験です。

求人情報の投稿日が本物であることを確認しましょう

ユーザーは、ポジションが新規応募者を受け入れるかどうか、採用されるチャンス、ポジションの魅力などを評価するためのシグナルとして鮮度を使用します。

古い求人を新しい求人としてマスクしたり、求人情報に変更がなかった場合はDatePostedプロパティを更新したりしないでください。

求人情報やマークアップに間違った情報や誤解を招く情報を含めないようにしましょう

これには、誤った給与、場所、労働時間、雇用の種類、またはその他の仕事固有の詳細が含まれます。 これを回避するには、求人情報に求人が正しく記述されていることと、マークアップが求人情報を正確に表現していることを確認してください。

新しい編集ポリシーは 2021 年 10 月 1 日から適用されるようで、対応が必要なサイトに準備期間を与えるためですかね。

まとめ

最近、新しい追加項目が増えることが多くなりましたね。

細かな情報が多いですが、しっかり追っていけるようにしたいですね。

この記事が多少なりとも、お役に立てばと思います。
記事を読んで不明な点等がありましたらお気軽にTwitter(@kaznak_com)などでご質問ください。

ではまた。