「MFI」という言葉を見かけて、自分のサイトに何か影響があるのかと気になっていませんか?MFI(モバイルファーストインデックス)は、Googleが検索順位を決める際にスマートフォン版のサイトを基準にする仕組みです。すでに完全移行が完了しており、今や全サイトに関係する重要なSEOの概念です。この記事では、mfi googleの意味から自サイトへの具体的な対応方法まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。

Google MFI(モバイルファーストインデックス)とは?初心者向けにわかりやすく解説

Google MFI(モバイルファーストインデックス)とは?初心者向けにわかりやすく解説

MFIとは、Googleがウェブサイトを評価・インデックスする際に、PC版ではなくスマートフォン版のページを優先的に使う仕組みのことです。以下では、MFIの正式名称や導入の背景、従来との違い、現在の状況をひとつずつ整理します。

MFIの意味と正式名称

MFIは「Mobile First Indexing」の略称で、日本語ではモバイルファーストインデックスと呼ばれます。「インデックス」とは、Googleがウェブ上のページを収集・整理してデータベースに登録することを指します。MFIでは、このインデックス(登録)の際にスマートフォン版のページを主な評価対象とします。

つまり、PC版とスマホ版で内容が異なる場合、Googleはスマホ版の内容を検索順位の判断材料にします。mfi googleという文脈で語られるこの仕組みは、SEOにおいてモバイル対応がいかに重要かを示す根幹となっています。

モバイルファーストインデックスが導入された背景

MFIが導入された最大の理由は、世界中でスマートフォンからのウェブ閲覧がPCを上回るようになったからです。Googleは2016年頃からこの傾向を強く意識し、2018年に一部サイトへのMFI適用を開始しました。

それ以前は、PCサイトを基準にインデックスしていたため、スマホ向けに最適化されていないページでも検索順位に影響が出にくい状況がありました。しかし実際のユーザーの多くがスマホで検索している現実に合わせ、Googleはモバイル版ページを評価の主軸に据える方針へとシフトしたのです。

従来のインデックスとMFIの違い

MFI導入前のGoogleは、PC版のページを基準にしてインデックスし、検索順位を決めていました。スマホ版が存在していても、評価の中心はあくまでPC版でした。

MFI導入後は、この関係が逆転します。スマホ版のページが評価の主軸となり、PC版は補助的な扱いになりました。以下の表で、従来のインデックスとMFIの違いを整理します。

項目従来のインデックスMFI(モバイルファーストインデックス)
評価の基準PC版ページスマホ版ページ
コンテンツの優先度PC版の内容スマホ版の内容
スマホ対応の重要性低め非常に高い
導入時期~2018年2018年~現在

MFIは現在どのような状態か(完全移行済みの現状)

Googleは2023年10月31日にMFIの完全移行を完了宣言し、2024年7月5日以降は原則としてスマートフォン用Googlebotによるクロールに移行しましたが、PC用Googlebotによるクロールは一部サイトで継続されています。これにより、新規・既存を問わず、あらゆるウェブサイトがモバイルファーストインデックスの対象となっています。

「まだ自分のサイトは古いから関係ない」とは言えない状況です。すべてのサイト運営者がMFI対応を必須事項として捉える必要があります。もしスマホ版サイトが整備されていなければ、検索順位に直接的な悪影響が及ぶ可能性があります。完全移行済みの現在、mfi googleへの対応は「やるかどうか」ではなく「どう対応するか」の段階に入っています。

なぜMFIがSEOに影響するのか

なぜMFIがSEOに影響するのか

MFIが2021年に完全移行した現在、スマホ版を含むユーザー体験が検索順位を左右します。ここでは、モバイル最適化がSEOに影響する具体的な理由を3つの観点から掘り下げます。

Googleがモバイル版サイトを評価の基準にしている理由

Googleの根本的な使命は「ユーザーに最も役立つ情報を届けること」です。現在の検索ユーザーの大半はスマートフォンを使って情報を探しているため、Googleはスマホユーザーが実際に目にするページを評価の基準にすることが最も理にかなっていると判断しました

たとえば、PC版では充実したコンテンツが掲載されているのに、スマホ版では一部しか表示されないサイトがあったとします。MFIのもとでは、スマホ版の「薄い」コンテンツが評価対象となるため、検索順位が下がるリスクが高まります。Googleはユーザー体験を最優先にしているからこそ、実際の閲覧環境に近いスマホ版を基準にしているのです。

モバイル対応が不十分だと検索順位が下がるしくみ

MFIのもとでは、スマホ版サイトのコンテンツ量・品質・技術的な正確さが検索順位に直結します。具体的には、以下のような状況が順位低下につながります。

  • スマホ版にPC版より少ないテキストしか掲載されていない
  • 画像のalt属性(代替テキスト)がスマホ版に設定されていない
  • 構造化データがスマホ版に存在しない
  • スマホ版のページ表示速度が極端に遅い

Googleはスマホ版のページしかクロール(巡回)しないため、PC版でどれだけ丁寧にSEO対策をしていても、スマホ版が疎かになっていると評価されません。

スマートフォンユーザーの増加とGoogleの方針の関係

NTTドコモ モバイル社会研究所の調査によると、2023年に最もよく利用する携帯電話(1台目)のスマートフォン比率は95.9%、2台目まで含めると96.3%に達しており、インターネット利用においてスマホが中心的な役割を担っていることがわかります。Googleもこうした社会的変化を敏感に察知し、検索エンジンの仕組みをユーザーの実態に合わせてアップデートし続けています。

「スマホで快適に使えるサイトを上位に表示する」というGoogleの方針は、MFIによって具体的な形になりました。モバイルフレンドリーなサイト設計は、もはやSEO対策の選択肢のひとつではなく、検索上位を目指すための大前提となっています。

自分のサイトがMFIに対応できているか確認する方法

自分のサイトがMFIに対応できているか確認する方法

MFIへの対応状況は、Googleが提供する無料のツールを使って手軽に確認できます。まずは現状把握から始めましょう。以下の方法で、自分のサイトの状態をチェックしてみてください。

Google Search Consoleを使った確認では、左メニューの「設定」をクリックし、「概要」の「インデックスクローラ」にスマートフォン用Googlebotが表示されていれば、MFI(mfi google)対応済みのサインです。また、「インデックス>カバレッジ」でメインクローラがスマートフォンになっているかどうかでも確認できます。いずれかの方法でスマートフォン用のクローラが使われていることを確かめてみてください。

Googleサーチコンソールでの確認手順

Googleサーチコンソール(Google Search Console)は、Googleが無料で提供するサイト管理ツールです。Googleのモバイルファーストインデックス(MFI)適用状況もここで確認できます。

確認手順は次のとおりです。

  1. Googleサーチコンソールにログイン
  2. 左メニューの「設定」をクリックし、「概要」を選択して「インデックス クローラ」を確認
  3. 「設定」>「概要」>「インデックス クローラ」を確認し、「スマートフォン用 Googlebot」と記載されていればMFI適用を確認

また、「URL検査」機能で特定のページをチェックすると、Googleがどのバージョン(PC/スマホ)のページを取得しているかも確認できます。

モバイルフレンドリーテストの使い方

かつてGoogleが提供していたモバイルフレンドリーテスト(MFI Google関連の診断ツール)は、2023年12月に提供終了しました。現在は利用できないため、代わりにGoogle Search Consoleを活用してモバイル対応の状況を確認しましょう。

確認の手順はとてもシンプルです。

  1. Google Search Consoleにアクセス
  2. 左側のメニューから「ページ体験」レポートを開く
  3. モバイルユーザビリティの問題点を確認する
  4. 問題がある場合は、表示された改善箇所をもとに対応を進める

レポートではCore Web Vitalsの状況も合わせて確認できます。モバイルユーザビリティやCore Web Vitalsに問題がある場合は、そちらも修正しておくと安心です。クロールエラーが発生している場合も、ページ体験レポートから把握して対応しましょう。

PCとスマホで表示を見比べるポイント

ツールによる診断とあわせて、実際にスマホでサイトを閲覧して目視確認することも大切です。ツールが拾えない細かなズレを発見できることがあります。

以下のポイントを確認してみてください。

  • コンテンツ(文章・画像・動画)がPC版と同じ内容で表示されているか
  • テキストが小さすぎてズームしないと読めなくなっていないか
  • ボタンやリンクが指で押しやすい大きさになっているか
  • 横スクロールが発生していないか
  • 表やテーブルが画面からはみ出していないか

PCブラウザのデベロッパーツール(F12キー)を使えば、スマホ表示のシミュレーションもできるので積極的に活用してみてください。

MFIに対応するためにやるべきこと

MFIに対応するためにやるべきこと

MFIに対応するための具体的なアクションは多岐にわたります。レスポンシブデザインの導入からページ速度の改善まで、優先度の高い対応策を8つにまとめました。

モバイル対応サイト(レスポンシブデザイン)に切り替える

MFI対応の基本中の基本が、レスポンシブデザインの採用です。レスポンシブデザインとは、画面の大きさに応じてレイアウトが自動調整される設計手法を指します。1つのURLで、PCにもスマホにも最適な表示を提供できます。

Googleも公式にレスポンシブデザインを推奨しており、SEOの観点からも最も管理がシンプルな構成です。WordPressを使っている場合は、スマホ対応済みのテーマに切り替えるだけで対応できることも多いので、まずはテーマの設定を確認してみてください。

PCとスマホでコンテンツの内容を同じにする

MFIではスマホ版のコンテンツが評価されるため、PC版とスマホ版で掲載内容を一致させることが必須です。スマホ版で一部のテキストや画像を非表示にしていると、その分だけGoogleの評価が下がる可能性があります。

「スマホで見やすくするために情報を減らす」という発想は、MFI対応においては逆効果です。表示を削らずに見やすくするには、折りたたみメニュー(アコーディオン)や適切なフォントサイズ調整などのUI工夫で対応しましょう。ただし、CSSで単にdisplay:noneにしているコンテンツはGoogleにも読み込まれるため、完全に削除したものでなければ評価には影響しません。

スマホ版でも画像や動画が正しく表示されるようにする

スマホ版で画像や動画が正しく表示されているかを必ず確認してください。PC版では表示されていても、スマホ版では崩れたり、読み込めなかったりするケースが少なくありません。

画像については、max-width: 100%のCSSを設定することで、スマホ画面に収まるよう自動調整されます。動画については、<iframe>で埋め込む際にwidthを固定値ではなく相対値(%)で指定するか、レスポンシブ対応のラッパーを使うと安全です。また、Flash形式の動画はスマホでは再生できないため、MP4形式やYouTube埋め込みへの変更を検討してください。

画像のalt属性(代替テキスト)を設定する

alt属性とは、画像が表示できない環境でも内容を伝えるためのテキスト情報です。Googleはalt属性を読んで画像の内容を理解するため、SEO上も重要な役割を担っています。

MFIのもとでは、スマホ版ページのalt属性が評価されます。PC版には設定されているのにスマホ版には設定されていない、というケースがないよう注意が必要です。レスポンシブデザインを採用していればPC・スマホで同じHTMLが使われるため問題ありませんが、別URL構成の場合は個別に確認しましょう。alt属性は「この画像には何が写っているか」を簡潔に記述するのが基本です。

構造化データをPC・スマホ両方に設置する

構造化データとは、ページの内容をGoogleが理解しやすい形式(JSON-LDなど)で記述したコードです。検索結果にリッチスニペット(星評価やパンくずリストなど)を表示させるために使われます。

MFIではスマホ版ページが評価されるため、構造化データもスマホ版ページに必ず設置する必要があります。PC版にのみ設置されている場合、Googleがその情報を正しく認識できなくなることがあります。レスポンシブデザインであれば自動的にPC・スマホ共通で適用されますが、別URL構成のサイトは両方のページに同じ構造化データを設置してください。

メタタイトルとメタディスクリプションをスマホ版にも設定する

メタタイトル(titleタグ)とメタディスクリプション(description)は、検索結果に表示されるページのタイトルと説明文です。クリック率に直結する重要なSEO要素です。

MFIでは、スマホ版ページのメタタイトルとメタディスクリプションが検索結果に使われます。別URL構成のサイトでスマホ版にこれらが設定されていない場合、検索結果に不適切な情報が表示されてしまう可能性があります。レスポンシブデザインなら1つのHTMLで共通管理できるため、設定漏れのリスクを最小限に抑えられます。

広告の配置がスマホ表示を邪魔していないか確認する

スマホ画面は狭いため、広告の配置によってはコンテンツの大部分が広告で覆われてしまうことがあります。Googleはこのような「インタースティシャル広告」(コンテンツを覆う広告)をモバイルユーザーの体験を損なうものとして、検索順位の低下要因と位置づけています。

具体的には、ページを開いた直後に全画面で表示されるポップアップ広告や、スクロールしてもついてくる固定バナーがスマホ画面を大きく占拠するケースが問題になります。法的に必要なクッキー同意バナーなどは例外ですが、収益目的の広告はスマホでの表示サイズや配置を必ず確認してください。

ページの表示速度をスマホでも改善する

ページの表示速度はGoogleの検索順位の評価基準のひとつであり、スマホでの速度は特に重要視されています。モバイルユーザーは移動中などの不安定な通信環境で閲覧することも多く、表示が遅いとすぐに離脱してしまいます。

スマホでの表示速度を測定・改善するには、Google PageSpeed Insightsを使うと便利です。改善の主なポイントは以下のとおりです。

  • 画像を適切なサイズに圧縮する(WebP形式の活用も有効)
  • 使っていないCSS・JavaScriptを削除する
  • ブラウザキャッシュを活用する
  • サーバーの応答速度を改善する

Core Web Vitals(コアウェブバイタル)と呼ばれるGoogleの体験指標もスマホ環境での数値が評価されるため、合わせて確認しておくと安心です。

PCとスマホでURLが異なる場合の追加対応(別URL構成サイト向け)

PCとスマホでURLが異なる場合の追加対応(別URL構成サイト向け)

PCとスマホで異なるURL(例:PC版はexample.com、スマホ版はm.example.com)を使っているサイトは、MFI対応においていくつかの追加設定が必要です。設定を誤ると評価が分散したり、重複コンテンツとみなされたりするリスクがあります。

別URL構成では、PC版を正規元(canonical)とする運用が基本です。canonicalタグとalternate属性をセットで正しく設定することが大切で、PC版ページにはself-referential canonical(自分自身を正規URLとして指定)を設定したうえで、対応するスマホ版URLをalternate media属性で紹介します。

PC版ページに設定するタグ

<link rel="canonical" href="https://example.com/page">
<link rel="alternate" media="only screen and (max-width: 640px)" href="https://m.example.com/page">Code language: HTML, XML (xml)

スマホ版ページのcanonicalは、自分自身ではなく対応するPC版のURLを正規URLとして指定するのがGoogle公式の推奨です。self-referential(自己参照)にしてしまうと評価が分散する原因になりますので、注意が必要です。

スマホ版ページに設定するタグ

<link rel="canonical" href="https://example.com/page">Code language: HTML, XML (xml)

また、PC版とスマホ版の関連付けにはalternate media属性を使用します。hreflangタグは主に言語・地域対応用のものですが、多言語サイトの別URL構成においてGoogle mfi(モバイルファーストインデックス)対応を行う場合、モバイル版からPC版へ単方向で設定することは可能とされています。ただし、単純なデバイス別URLの関連付けが目的であれば、alternate media属性を優先して使用しましょう。

なお、こうした別URL構成の設定は複雑になりやすく、ミスが起きると検索評価に影響することがあります。可能であれば、レスポンシブデザインへの移行を最優先として検討されることをおすすめします。

スマホ用URLにcanonicalタグを正しく設定する

canonicalタグ(カノニカルタグ)とは、「このページの正規版はこちらです」とGoogleに伝えるためのHTMLタグです。別URL構成では、PC版とスマホ版で内容が重複するため、canonicalの設定が特に重要になります。

正しい設定の原則は以下のとおりです。

  • スマホ版ページ<link rel="canonical" href="PC版URL">(PC版を正規URLとして指定)
  • PC版ページ<link rel="canonical" href="PC版URL">(自分自身を正規URLとして指定)
  • さらにPC版には<link rel="alternate" media="only screen and (max-width: 640px)" href="スマホ版URL">を追記

MFI(モバイルファーストインデックス)を採用しているmfi googleの環境においても、スマホ版ページのcanonicalにはPC版URLを指定するのが標準的なベストプラクティスです。

canonicalが正しく設定されていないと、重複コンテンツとして扱われ、インデックス除外やSEO効果低下のリスクがあります。

PCページとスマホページをhreflangで関連づける

hreflangタグは本来、多言語サイト向けの設定ですが、別URL構成の場合はPC版とスマホ版の関連性を示す手段としても使われることがあります。ただし、モバイル/PC間の対応付けにはalternate属性の使用がGoogleの推奨する方法です。

PC版ページには<link rel="alternate" media="only screen and (max-width: 640px)" href="https://m.example.com/page">を記述し、スマホ版ページにはcanonicalで対応するPC版URLを示すことで、Googleが両ページの関係を正しく把握できます。この設定を省略すると、スマホ版ページが孤立したページとして扱われ、評価が伝わらなくなるリスクがあります。

スマホ版ページがエラーページになっていないか確認する

MFIではGooglebotがスマホ版ページをクロールしに来ます。このとき、スマホ版URLが404エラー(ページが見つからない)や500エラー(サーバーエラー)になっていると、Googleはそのページを正しく評価できません。

Googleサーチコンソールの「カバレッジ」レポートを開き、エラーとして報告されているスマホ版URLがないかを確認してください。特にPC版にはコンテンツがあるのにスマホ版には対応するページが存在しないケースは見落としがちです。スマホ版ページの追加か、PC版へのリダイレクト設定で解決できます。

PCページへのアクセスをスマホトップページにリダイレクトしない

別URL構成のサイトでよくあるミスが、スマホからPC版の個別ページにアクセスしたときに、スマホ版のトップページへリダイレクトしてしまう設定です。たとえば、example.com/article-1/にスマホでアクセスしたら、m.example.com/(トップページ)に飛ばされてしまうパターンです。

Googlebotもスマホ版としてクロールするため、この設定があるとGooglebotがトップページしか認識できず、各記事ページが正しくインデックスされません。スマホからPC版個別ページへのアクセスは、必ず対応するスマホ版の個別ページへリダイレクトするように設定してください。

MFI対応でよくあるトラブルと解決策

MFI対応でよくあるトラブルと解決策

MFIへの対応を進める中で、気づかないまま放置されがちなトラブルがいくつかあります。ここでは特に多いケースを取り上げ、それぞれの原因と解決策を具体的にご紹介します。

構造化データがスマホ版に反映されていない

よくある原因は、構造化データをPC版のHTMLにのみ記述していて、スマホ版ページ(別URL構成の場合)には設置していないことです。MFIではスマホ版ページがクロールされるため、PC版にだけ構造化データがあっても認識されません。

解決策:Googleサーチコンソールの「リッチリザルトテスト」でスマホ版URLを入力し、構造化データが正しく読み取られているか確認します。問題があればスマホ版ページのHTMLに同じ構造化データ(JSON-LD形式推奨)を追加してください。レスポンシブデザインへの移行が根本的な解決策になります。

スマホ版のページがrobots.txtでブロックされている

robots.txtはGooglebotのクロールを制御するファイルです。スマホ版サイトのディレクトリやリソース(CSS・JavaScript)がrobots.txtでブロックされていると、Googlebotがスマホ版ページを正しく取得できず、評価に大きな支障をきたします。

解決策https://m.example.com/robots.txtにアクセスして、Disallowの設定を確認してください。スマホ版のコンテンツページや重要なリソースファイルがブロックされていないかをチェックし、不要なブロック設定を取り除きます。Googleサーチコンソールの「robots.txtテスター」を使うと、特定のURLがクロール可能かどうかを簡単に確認できます。

noindexタグがスマホ版に誤って設定されている

noindexタグはページをGoogleの検索結果から除外するための設定です。本来はPC版のみに設定するつもりだったnoindexが、誤ってスマホ版ページにも適用されてしまうケースがあります。MFIではスマホ版が評価対象であるため、スマホ版がnoindexになっているとそのページが検索結果から完全に消えるという深刻な問題が起きます。

解決策:各ページのスマホ版URLで「ページのソースを表示」し、<meta name="robots" content="noindex">の記述がないかを確認してください。あった場合は速やかに削除します。Googleサーチコンソールの「URL検査」ツールでも確認できます。

スマホ版で画像が表示されない・画質が低い

スマホ版で画像が表示されなかったり、解像度が低くぼやけて表示されたりすることがあります。原因としては、画像ファイルのパスがスマホ版ページから参照できない、または低解像度の画像しか用意されていないケースが考えられます。

解決策:スマホ実機またはブラウザのデベロッパーツールで各ページを確認し、表示されない画像があればパスやサーバー上のファイル配置を見直します。また、srcset属性を使って画面サイズに応じた解像度の画像を提供することで、スマホ・PCともに適切な画質で表示できます。画像の最適化は表示速度の改善にも繋がります。

ページタイトルやメタディスクリプションがスマホ版に入っていない

別URL構成のサイトで、スマホ版ページの<title>タグやメタディスクリプションが設定されていない場合、Googleが適切なタイトル・説明文を検索結果に表示できなくなります。クリック率の低下に直結する見落としやすい問題です。

解決策:スマホ版の各ページのHTMLソースを確認し、<title>タグと<meta name="description">が存在するかをチェックします。存在しない場合は、PC版と同じ(または最適化した)内容を設定してください。CMSを使っている場合は、スマホ版テンプレートにこれらのタグが含まれているかを確認するのが効率的です。

スマホ版URLにアンカーフラグメント(#)が含まれている

URLの末尾に#section1のようなアンカーフラグメント(ページ内リンク用の識別子)が含まれている場合、Googleはそのページを正しくインデックスできません。スマホ版へのリダイレクト先URLにフラグメントが含まれていると、Googlebotがそのページを無視してしまう可能性があります。

解決策:スマホ版ページへのリダイレクト設定を見直し、#以降が含まれないクリーンなURLにリダイレクトするよう修正してください。また、内部リンクのhref属性にもフラグメント付きのスマホ版URLが設定されていないかを確認しましょう。

動画がスマホで再生できない形式になっている

Flashベースの動画や一部のコーデックはスマートフォンでは再生できません。スマホ版ページに再生不可の動画が埋め込まれていると、ユーザー体験が損なわれるだけでなく、Googleの評価にも影響します。

解決策:サイト内の動画がすべてスマホで再生できる形式(MP4/H.264形式が最も安全)になっているかを確認してください。YouTubeやVimeoへの埋め込みを利用すれば、自動的にスマホ対応の形式で配信されるためおすすめです。埋め込みコードは<iframe>を使ったレスポンシブ対応の形式にすることも忘れずに対応してください。

まとめ

まとめ 3

この記事では、mfi googleの概要からSEOへの影響、自サイトの確認方法、具体的な対応策、別URL構成サイト向けの追加設定、よくあるトラブルと解決策までを解説しました。

MFI(モバイルファーストインデックス)は2024年7月に完全移行済みであり、すべてのサイト運営者に関係する仕組みです。Googleはスマホ版ページを評価の基準にしているため、スマホ対応が不十分なサイトは検索順位が下がるリスクを抱えています。

まずはGoogleサーチコンソールやモバイルフレンドリーテストで現状を確認し、レスポンシブデザインの採用・コンテンツの統一・ページ速度の改善といった基本的な対応から着手してみてください。MFI対応を一歩ずつ進めることが、検索順位の安定と向上への近道です。

より専門的なSEO対策のサポートが必要な場合は、SEOコンサルティングサービスのご活用もご検討ください。

mfi googleについてよくある質問

mfi googleについてよくある質問
  • MFIはいつから始まったのですか?
    • Googleは2018年から段階的にMFI(モバイルファーストインデックス)の適用を開始し、2021年までにすべてのサイトへの移行が完了しました。現在はすべてのウェブサイトがMFIの対象となっています。
  • スマホ版サイトがないとどうなりますか?
    • スマホ版サイトが存在しない場合、GoogleはPC版ページをクロールしますが、モバイルフレンドリーではないと評価され、検索順位が下がる可能性があります。できるだけ早くレスポンシブデザインへの移行をご検討ください。
  • レスポンシブデザインにすればMFI対応は完了ですか?
    • レスポンシブデザインの採用はMFI対応の大きな一歩ですが、それだけで完了ではありません。コンテンツの統一、alt属性の設定、構造化データの設置、ページ速度の改善なども合わせて対応する必要があります。
  • MFIとモバイルフレンドリーは同じ意味ですか?
    • 似ていますが、異なる概念です。モバイルフレンドリーとは「スマホで快適に表示・操作できる状態」を指します。MFIは「Googleがスマホ版ページを評価の基準にする仕組み」のことです。モバイルフレンドリーであることが、MFI(mfi google)への対応の前提条件といえます。
  • Googleサーチコンソールを持っていない場合はどうすれば良いですか?
    • まずはGoogleサーチコンソールに登録することをおすすめします。無料で利用でき、サイトの所有権を確認するだけで使い始めることができます。登録後はMFIの対応状況やインデックス状況、検索パフォーマンスなど多くの情報をご確認いただけます。