ブログ運営を始めたばかりの方にとって、「発リンク」という言葉は少し難しく感じるかもしれませんね。「自分のサイトから他のサイトへリンクを貼ると、SEOの評価が下がってしまうのでは?」と不安に思う方もいるでしょう。
実は、発リンクは正しく理解して適切に設置することで、読者にとっても検索エンジンにとってもプラスの効果をもたらす重要な要素なんです。
この記事では、発リンクの基礎知識から、SEO効果を高める正しい貼り方、注意点までを初心者の方にもわかりやすく解説します。ぜひ参考にして、あなたのサイト運営に役立ててくださいね。
このページに書いてあること
発リンクとは?初心者向けに意味をわかりやすく解説

まずは「発リンク」という言葉の意味を、基本からしっかり確認していきましょう。専門用語ばかりだと難しく感じてしまいますが、仕組み自体はとてもシンプルです。「発リンクとは」、自分のWebサイトから外部のWebサイトへ向けて設置するリンクのことを指します。英語では「アウトバウンドリンク(Outbound Link)」とも呼ばれていますね。
一方で、自分のサイト内のページ同士をつなぐリンクは「内部リンク」と呼ばれ、通常は発リンクと区別されます。ここでは、内部リンクとの違いや、よく混同されがちな被リンクとの関係について詳しく見ていきましょう。
自分のサイトから別のページへ移動させるリンクのこと
「発リンク」とは、自分のWebページから別のページに向けて設置するリンクのことです。
Webページを見ていると、青い文字などをクリックして別の場所へ移動することがありますよね。実はこれ、他のWebサイトへ移動する場合だけでなく、同じサイト内の違うページへ移動する場合も含まれるんです。SEOについて考えるときも、この「外部リンク」と「内部リンク」の2種類をあわせて発リンクと呼ぶのが一般的でしょう。
Webの世界では、ページとページをつなぐこのリンクが道のような役割を果たしています。読者が知りたい情報へスムーズにたどり着けるように案内してあげる、大切なガイド役だと考えてみてくださいね。
サイト内に送る「内部発リンク(内部リンク)」
発リンクには大きく分けて2つの種類があります。1つ目は、自分のサイト内の別の記事へリンクを貼る「内部発リンク(内部リンク)」です。
例えば、記事の中で「詳しくはこちらの記事もご覧ください」と案内して、自分のブログの過去記事へ誘導する場合などがこれにあたります。
読者にサイト内をたくさん回遊してもらうために欠かせない施策ですね。
別のサイトへ送る「外部発リンク(外部リンク)」
2つ目は、自分以外の他のWebサイトへリンクを貼る「外部発リンク(外部リンク)」です。
公的機関のデータを引用したり、参考にしたニュース記事を紹介したりする場合に使われます。
「自分のサイトから読者がいなくなってしまう」と心配になるかもしれませんが、情報の出典を明らかにすることは、記事の信頼性を高める上で非常に重要なんですよ。
間違えやすい「発リンク」と「被リンク」の違い
SEOを勉強していると必ず出てくるのが「被リンク」という言葉ですが、発リンクとは矢印の向きが逆になります。
混乱しやすいので、以下の表で整理してみましょう。
| 用語 | 意味 | 矢印の向き | 視点 |
|---|---|---|---|
| 発リンク | 自分のサイトから他へリンクを出す | 自サイト → 他ページ | 自分が主体 |
| 被リンク | 他のサイトからリンクをもらう | 他サイト → 自サイト | 相手が主体 |
発リンクは「紹介すること」、被リンクは「紹介されること」と覚えると分かりやすいでしょう。どちらもSEOにおいて大切な要素ですが、自分でコントロールしやすいのは「発リンク」の方ですね。
発リンクを設置することで得られるSEO効果

「リンクを貼るとページランク(評価)が流出する」という古いSEOの説を聞いたことがあるかもしれません。しかし現在は、ユーザーのために適切な発リンクを設置することは、SEOにおいてプラスに働くと考えられています。具体的にどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
ユーザーの利便性が高まり満足度が向上する
最大のメリットは、ユーザーの利便性(ユーザビリティ)が向上することです。
記事を読んでいて分からない用語があったとき、解説ページへのリンクがあれば親切ですよね。また、根拠となるデータ元へのリンクがあれば、ユーザーは安心して情報を読み進められます。
「このサイトは親切で分かりやすい」と感じてもらえれば、結果的にサイトのファンが増え、滞在時間の延長や再訪問につながるでしょう。
検索エンジンのクローラーが巡回しやすくなる
Googleなどの検索エンジンは、「クローラー」と呼ばれるロボットを使ってWeb上の情報を集めています。このクローラーは、リンクを辿って次から次へとページを移動する習性があります。
つまり、適切に発リンク(特に内部リンク)を設置することで、クローラーがあなたのサイト内を隅々まで巡回しやすくなるのです。
まだ評価されていない新しい記事なども、リンクを貼ることでクローラーに見つけてもらいやすくなりますよ。
引用元を示すことで情報の信頼性(E-E-A-T)が高まる
最近のSEOでは、コンテンツの信頼性や権威性(E-E-A-T)が非常に重視されています。
何かの主張をする際に、「私がそう思うから」と言うよりも、「厚生労働省のデータによると」として公的機関のサイトへ発リンク(出典明記)をした方が、記事の説得力は格段に上がりますよね。
適切な外部発リンクは、あなたの記事が嘘偽りのない、信頼できる情報に基づいていることを検索エンジンにアピールする手段になるのです。
検索エンジンにページ同士の関連性を正しく伝えられる
リンクを貼ることで、検索エンジンに対して「このページとあのページは関連がありますよ」と伝えることができます。
例えば、「SEO対策」という記事から「キーワード選定」の記事へ発リンクすれば、検索エンジンはそれらの文脈的なつながりを理解しやすくなります。
ページ同士の関連性を正しく伝えることで、サイト全体のテーマ性が明確になり、特定のキーワードでの評価が上がりやすくなる効果も期待できるでしょう。
SEO評価を下げないための発リンク設置の注意点

発リンクには多くのメリットがありますが、適当に貼れば良いというわけではありません。やり方を間違えると、かえってSEO評価を下げてしまうリスクもあります。ここでは、絶対に避けるべきNG行為や注意点について解説します。
コンテンツと関連性の低いサイトへのリンクは避ける
記事の内容と全く関係のないサイトへの発リンクは避けましょう。
例えば、料理のレシピ記事を書いているのに、突然クレジットカードの申し込みサイトへリンクが貼られていたら不自然ですよね。
検索エンジンはリンク前後の文脈も見ています。関連性の低いリンクは「ユーザーにとって無益」と判断され、スパム扱いされる可能性もあるので注意が必要です。
信頼性の低いサイトや質の悪いサイトへリンクしない
リンク先のサイトの品質にも気を配る必要があります。
違法なコンテンツを扱っているサイトや、ウイルス感染のリスクがあるサイト、SEOスパムを行っているような低品質なサイトへの発リンク(「悪しき隣人」へのリンク)は、あなたのサイトの評価まで引き下げてしまう恐れがあります。
外部発リンクを設置する際は、リンク先が信頼できる運営元かどうかを必ず確認するようにしましょう。
1ページ内に不自然なほど大量のリンクを設置しない
1つのページにあまりにも多くの発リンクを詰め込むのもおすすめできません。
リンクだらけのページは読みづらく、ユーザーにとって有益なコンテンツとは言えないからです。Googleのガイドラインでも、過剰なリンク設置は推奨されていません。
「本当にユーザーにとって必要か?」を常に考え、必要な箇所に絞ってリンクを設置することが大切です。
ユーザーに見えない隠しリンクはペナルティの対象になる
絶対にやってはいけないのが「隠しリンク」です。
背景色と同じ文字色にしてリンクを見えなくしたり、極端に小さな文字でリンクを設置したりする行為は、検索エンジンを欺く行為とみなされます。
これが見つかると、Googleから厳しいペナルティ(検索順位の大幅下落やインデックス削除)を受ける可能性があります。リンクは必ずユーザーに見える形で設置しましょう。
効果を最大化する発リンクの貼り方と記述のポイント

ここからは、実際に記事を書く際に役立つ、発リンクの具体的な貼り方やHTML記述のテクニックを紹介します。少しの工夫でユーザビリティとSEO効果が変わってきますので、ぜひ実践してみてください。
「こちら」ではなく具体的な内容を含むアンカーテキストにする
リンクを設定する文字列のことを「アンカーテキスト」と呼びます。
よく「詳細はこちら」や「ここをクリック」という表現を見かけますが、SEOの観点からはあまり良くありません。
「SEO対策の具体的な手順」や「おすすめのキーワード選定ツール」のように、リンク先の内容がわかる具体的なキーワードを含めるのがポイントです。これにより、ユーザーも検索エンジンも移動先に何があるかを予測しやすくなります。
外部サイトへの発リンクは別タブで開くように設定する
外部サイトへのリンクをクリックしたとき、同じタブで画面が切り替わると、元の自分の記事に戻ってくるのが面倒になってしまいますよね。
外部発リンクの場合は、リンクを新しいタブで開く設定(target="_blank")にしておくのがおすすめです。
こうすることで、自分の記事を残したまま参照先を確認できるため、サイトからの離脱を防ぎやすくなります。
リンク切れ(404エラー)になっていないか定期的に確認する
過去に貼ったリンク先が閉鎖されたりURLが変更されたりして、クリックしてもページが表示されない状態を「リンク切れ」と言います。
リンク切れが多いとユーザーをがっかりさせてしまいますし、サイトの管理が行き届いていないとしてSEO評価にも悪影響を与えかねません。
定期的にチェックを行い、リンクを修正したり削除したりするメンテナンスを心がけましょう。
評価を渡したくない場合は「nofollow」タグを活用する
どうしてもリンクを貼る必要があるけれど、リンク先のサイトを全面的に信頼しているわけではない場合や、SEOの評価(リンクジュース)を渡したくない場合には、rel="nofollow" というタグを使います。
これを記述することで、検索エンジンに対して「このリンク先を私のサイトの評価と関連付けないでください」と伝えることができます。
コメント欄のリンクや、信頼性が不明確なサイトへのリンクなどに使用されることが一般的です。
広告リンクには「sponsored」タグを設定する
アフィリエイトリンクや、対価を受け取って設置する広告リンクには、rel="sponsored" タグを設定することがGoogleによって推奨されています。
これは、そのリンクが広告であることを検索エンジンに明示するためです。
適切にタグを使い分けることで、Googleに対して誠実なサイト運営をしていることをアピールできますよ。
自分のサイトの発リンク状況を確認できるチェックツール

記事が増えてくると、どのページからどこへリンクを貼っているか、すべて把握するのは難しくなってしまいますよね。そもそも「発リンクとは」、自分のサイトから外部のサイトに向けて設置するリンク(アウトバウンドリンク)のことですが、リンク切れや設置状況を定期的に見直すことはとても大切です。
そんなときは、便利なツールを使って効率的にチェックしてみましょう。今回は、発リンクの抽出ができる「medaka」や、リンク数をカウントする「リンク数チェッカー」、リンク切れを確認する「Dead-link-checker」など、初心者の方にも使いやすいおすすめツールを3つご紹介します。
ページ内の発リンク数や内訳を調べる「SEOチェキ!」
「SEOチェキ!」は、ブラウザ上でURLを入力するだけで使える無料のSEOツールです。
「発リンク」の項目をチェックすれば、そのページにいくつの内部リンク・外部リンクがあるか、nofollowタグがついているかなどを一瞬で一覧表示してくれます。
登録不要で手軽に使えるので、記事を公開した後の簡易チェックにぴったりですね。
リンク切れを自動でチェックする「Check My Links」
「Check My Links」は、Google Chromeの拡張機能(無料)です。
ブラウザに追加しておけば、閲覧しているページ内のリンクを自動でスキャンし、リンク切れ(404エラー)を赤色でハイライトして教えてくれます。
記事を見返しながら目視で確認する手間が省けるので、リライト作業などの効率がグッと上がりますよ。
サイト全体のリンク構造を詳細に分析する「Ahrefs」
「Ahrefs(エイチレフス)」は、世界中のSEO担当者が愛用している高機能な有料ツールです。
サイト全体の発リンク状況はもちろん、被リンクの分析や競合サイトの調査など、SEOに関するあらゆるデータを詳細に分析できます。
本格的にSEOに取り組みたい方や、サイトの規模が大きくなってきた場合には導入を検討してみると良いでしょう。
まとめ

今回は、SEOにおける「発リンク」の重要性や正しい設置方法について解説してきました。
発リンクは決して怖いものではなく、「ユーザーに役立つ情報を案内する」という視点で行えば、サイトの信頼性を高める強力な武器になります。
- 関連性の高いページへ案内する
- 信頼できる情報元を明記する
- アンカーテキストを具体的にする
これらの基本を守りながら、読者にとって親切で使いやすいサイト作りを目指していきましょう。適切な発リンクで、あなたのサイトの評価がさらに高まることを応援しています!
発リンクとはについてよくある質問

最後に、発リンクに関して初心者の方からよく寄せられる質問をまとめました。
- Q. 1ページあたりの発リンク数に上限はありますか?
- 明確な上限数はありませんが、ユーザーにとって必要十分な量にとどめるべきです。不自然に多すぎるリンクはスパムと判定されるリスクがあるため、コンテンツの長さに応じた適切な数を意識しましょう。
- Q. 外部発リンクと内部発リンク、どちらが重要ですか?
- どちらも重要ですが、役割が異なります。外部発リンクは「信頼性の担保」、内部発リンクは「回遊率向上とクローラビリティ」に寄与します。どちらか一方だけでなく、目的に応じてバランスよく使い分けることが大切です。
- Q. nofollowタグはすべての外部リンクにつけるべきですか?
- いいえ、すべてにつける必要はありません。信頼できる引用元や参照先への通常のリンクには不要です。広告リンクや、信頼性が保証できないサイトへのリンクにのみ使用しましょう。
- Q. リンク切れを放置するとどうなりますか?
- ユーザーが目的のページに辿り着けず、利便性が低下します。また、検索エンジンからも「管理されていないサイト」と判断され、SEO評価(品質評価)が下がる可能性があります。
- Q. アフィリエイトリンクはSEOに悪影響を与えますか?
- 適切に扱えば悪影響はありません。ただし、記事の内容と無関係な大量のアフィリエイトリンクは低品質とみなされる場合があります。rel=”sponsored”タグの使用も推奨されています。