Googleペナルティになる被リンクと注意点

外部対策を行ううえでは、リンクペナルティに気を付けなければなりません。あらか
じめ、どのような行為が不正と認定されるのかを把握しておきましょう。万一ペナルティ
が課された場合は、早急に対処しなければなりません。

  • Google のウェブマスター向けガイドラインを確認する
  • ペナルティを受けたら不自然なリンクを解除して報告
  • 使用した SEO 会社に被リンクを外すよう依頼する

リンクペナルティとは

これまでにもたびたび、検索エンジンによってWebサイトに課されるペナルティについて取り上げてきましたが、ここでは外部対策を行ううえでとくに注意すべき「リンクペナルティ」について解説します。リンクペナルティとは、外部リンクの購入などによって生じる不自然なリンクに対して実施されるGoogleの罰則のことをいいます。近年Googleによって、このリンクペナルティが多く実施されいます。

Googleは「PageRankを操作することを目的としたリンクの購入やリンクプログラムへの参加は、Googleのウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に違反する行為です(https://support.google.com/webmasters/answer/2604774?hl=ja)」 と説明しており、これに抵触するようなリンクの貼りかたに対してペナルティが実施されると認識しておきましょう。ペナルティの内容としては、検索結果における表示順位を下げられてしまったり、インデックス自体を削除をされてしまいます。ビジネスでサイトを運営している場合、こうしたペナルティは死活問題になるため、どれだけ注意しても注意しすぎることはありません。

リンクペナルティを受けないために

Googleがペナルティ対象にする被リンクにはいくつかの条件があります。たとえば、被リンク目的のためのWebページにリンクが貼られている場合や、アンカーテキストがすべて同じだという場合などであります。Googleはウェブマスター向けガイドラインを公開しているため、まずはそちらを参照しましょう。
googleのウェブマスター向けのガイドライン
このガイドラインでは、使用するべきでない具体的な不正行為が例示されています 。
googleのガイドラインで推奨されていない手法
ここで例示されている項目の内容をさらに細かく解釈すると、リンクペナルティを回避するための対策は以下のようなものとなります。

●背景色と同じ文字色を用いたり、CSSの画像置換を悪用し、隠しリンク・隠しテキストを設置しない
●ユーザーとクローラーに、それぞれ異なる内容のWebページを見せようとしない
●コンテンツ内に過度にキーワードを使用しない
●サテライトサイトも含めオリジナルコンテンツを充実させる

 
不正を行う明確な意図がなくとも、リンクペナルティの対象になってしまうこともあるため、上記の事項が守られているかに注意したい。また、Googleの場合ペナルティは手動で行われることも覚えておきましょう。GoogleSearch Consoleを通じてガイドライン違反の通知が届くこともあり、その場合は早急に解除の対策を行いましょう。

ペナルティを受けたときの対応方法

リンクペナルティを解除するために必要なのは、まずGoogleが不自然だと判断したと思われるリンクをWebサイトから外すことです。Googleが不自然と判断するような被リンクをすべて確認し、適切な被リンク以外を外さなければなりません。ただ、どの被リンクが不自然と認定されているかわからない場合もあるでしょう。そのようなときは、SEO対策で実施した被リンクすべての解除を行ってみましょう。他社にSEO施策などを依頼した場合は、SEO対策によるリンクを外してもらうようにその会社に依頼しましょう。
 
不自然なリンクをすべて外したあとは、不自然なリンクを外したということをGoogleサイドに報告します。SEO対策でリンクを購入していた、などという不正の事実と、すでにそれを解除している旨を、適切なテンプレートを使ってGoogle側に連絡すれば、後日ペナルティが解除されます。なお、過去に関わっていたSEO会社が削除の対応をしてくれないなどの事情がある場合は、その旨をしっかりと伝えるようにしましょう。

Googleペナルティの種類と確認方法

ペナルティには2種類あり「手動ペナルティ」と「自動ペナルティ」に分けられます。

この2つの大きな違いは、

・「手動ペナルティ」はGoogleの担当者がサイトを見て手動で行う
・「自動ペナルティ」は検索エンジンのアルゴリズムによって自動で行う

というところです。

そして手動ペナルティの場合は簡単に判断することができます。
手動ペナルティの場合このGoogle Search ConsoleにGoogleから「サイトの品質に関する問題」という警告メッセージが届くことがあります。
警告メッセージには「ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に違反する手法が使用されていると見られる箇所が確認されました。悪質なスパムが検出されたため、手動によるスパム対策を適用しました」という内容が書かれているので、ひと目で手動ペナルティを受けてるかが判断できます。

また、警告メッセージが届かなくても手動ペナルティを受けている場合があります。ペナルティが疑わしい場合はとりあえずGoogle Search Consoleを確認してみましょう。
Google Search Consoleにアクセスし、[検索トラフィック] の下にある [手動による対策] を確認してください。ここに「手動による対策がサイト全体(一部)に適用されています」と表示されていたら手動ペナルティを受けているということです。

逆に、自動ペナルティは受けているのかを判断するのは難しいでしょう。
アルゴリズムによって行われる自動ペナルティはメッセージなどは届きませんし、 [手動による対策] ページを見ても「手動によるウェブスパム対策は見つかりませんでした。」というメッセージが表示されるので、ペナルティを受けているかどうかは自分で判断しなければいけません。

Google の勘違いによるペナルティ

Googleの場合、ペナルティは手動で行われると解説しましたが、すべて目視でチェックしているというわけでもありません。ある程度は自動的に判断してペナルティを課しているため、ときには間違ってペナルティが下されることもります

たとえば、自然な被リンクであっても、その量が膨大である場合、リンクペナルティの対象と認識され、実際にペナルティを課せられてしまうことがあります。そのようなときはしっかりと否定しなければなりません。不正を行っていない旨をGoogleに伝えることで、ペナルティを解除してもらいます。リンクペナルティの解除にはとても手間がかかります。さらにいえば、それは通常の事業とは関係のない作業です。その作業に割かれる時間は非常に惜しいため、Googleの理念を理解し、ペナルティと認識されないように、あらかじめしっかりと対策をしておきましょう。

ペナルティのまとめ

Googleが公式に発表しているウェブマスター向けガイドラインの品質に関するガイドラインに意図して違反した人、意図しないで違反してしまった人、どちらもペナルティを受けたら慌ててしまうと思います。でも安心してください。ひとつひとつガイドライン違反内容を修正し、対処することでペナルティが解除されますし、修正したことによってGoogleから評価されるサイトになるかもしれません。

改めてサイトを見つめなおして、より良いサイトに改善する機会と捉え、前向きに対応してきましょう。

中村 一浩
中村 一浩
株式会社ココログラフ代表。SEO歴12年、対策実績900サイト以上。検索エンジンだけでなく検索ユーザーにまで最適化する、SEOの上位互換サービスSUOを提供。SEO / SUOの独自レポートツール、サチコレポート開発者。著書『現場のプロが教えるSEOの最新常識』
中村 一浩
中村 一浩
株式会社ココログラフ代表。SEO歴12年、対策実績900サイト以上。検索エンジンだけでなく検索ユーザーにまで最適化する、SEOの上位互換サービスSUOを提供。SEO / SUOの独自レポートツール、サチコレポート開発者。著書『現場のプロが教えるSEOの最新常識』