ブログやWebサイトを始めたばかりの頃、「どんなキーワードで記事を書けばいいんだろう?」と悩んでしまうことはありませんか?
一生懸命記事を書いても、誰にも検索されない言葉を選んでいては、残念ながらアクセスは増えません。そこで大切になるのが「検索数(検索ボリューム)」を知ることです。
検索数とは、その言葉がGoogleなどで月に何回検索されているかを示す「需要のバロメーター」のようなもの。
この記事では、検索数の意味や重要性はもちろん、初心者の方でも簡単に使えるおすすめのチェックツールや、具体的な調べ方について優しく解説します。
正しいキーワード選びができるようになれば、あなたのサイトを見てくれる人はきっと増えるはずです。一緒に学んでいきましょう。
このページに書いてあること
検索数(検索ボリューム)とは?
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まずは基本となる「検索数」の意味について、しっかり押さえておきましょう。
検索数とは、特定のキーワードが検索エンジンで1ヶ月間に検索された回数のことで、「検索ボリューム」とも呼ばれます。この数字を見ることで、世の中の人がその話題にどれくらい興味を持っているかが分かるんです。
SEO対策において検索数の調査が重要な理由
SEO対策(検索エンジンで上位に表示させる工夫)において、検索数の調査は欠かせません。なぜなら、検索数はそのまま「需要の大きさ」を表しているからです。
もし、あなたが素晴らしい記事を書いても、そのテーマの検索数が「0」だとしたら、検索経由でのアクセスは期待できませんよね。
逆に、ある程度の検索数があるキーワードを選べば、それだけ多くの人に読んでもらえるチャンスが広がります。
- 需要の把握: 多くの人が知りたがっている情報を特定できる
- リスク回避: 誰にも検索されない記事を書く時間を減らせる
- 目標設定: どれくらいのアクセスが見込めるか予測できる
まずは「読者が求めている言葉」を知ることからスタートしましょう。
検索数が多いキーワードと少ないキーワードの違い
検索数はキーワードによって大きく異なります。それぞれの特徴を理解しておくと、戦略が立てやすくなります。
| 特徴 | 検索数が多いキーワード(ビッグワード) | 検索数が少ないキーワード(スモールワード) |
|---|---|---|
| 競合 | 非常に強い(大手企業など) | 比較的弱い(個人ブログでもチャンスあり) |
| ニーズ | 漠然としている(例:「ダイエット」) | 具体的で明確(例:「ダイエット サプリ 30代」) |
| 難易度 | 上位表示が難しい | 上位表示を狙いやすい |
初心者のうちは、検索数が多いキーワードばかり狙うのではなく、検索数は少なめでもニーズがはっきりしているキーワードを狙うのがおすすめです。
【無料】検索数を調べるおすすめツール・サイト

「検索数を調べるのって、お金がかかるんじゃないの?」と心配になる方もいるかもしれませんね。
実は、無料で使える便利なツールがたくさんあるんです。ここでは、初心者の方でも使いやすいおすすめのツールやサイトをご紹介します。まずはこれらを試してみるのが良いでしょう。
Googleキーワードプランナー
Googleが公式に提供している「Googleキーワードプランナー」は、最も信頼性が高いツールの一つです。本来は広告を出す人のためのツールですが、無料でも使うことができます。
- メリット: Googleの公式データなので信頼性が高い
- 注意点: 広告を出稿していない無料版では、検索数が「100〜1000」のようにざっくりとした範囲で表示される
正確な数値を見るには少額でも広告を出す必要がありますが、大まかな需要を知るには十分役立ちます。まずはアカウントを作ってみることをおすすめします。
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」は、有名なマーケターであるニール・パテル氏が開発したツールです。
サイトのデザインがとても見やすく、直感的に操作できるのが魅力です。
検索窓にキーワードを入れるだけで、検索ボリュームやSEOの難易度(SD)を表示してくれます。
無料版では1日の検索回数に制限がありますが、会員登録なしでも手軽に使えるので、サッと調べたい時にとても便利です。関連するキーワードの提案もしてくれるので、記事のネタ探しにも重宝しますよ。
ラッコキーワード
「ラッコキーワード」は、ブロガーやライターの間で絶大な人気を誇る日本製のツールです。
メインの機能は「サジェストキーワード(一緒に検索される言葉)」の一覧表示ですが、有料プランにすると月間検索数も表示されます。
無料版では検索数そのものは見られませんが、どんな言葉が検索されているかの「種類」を知るには最強のツールです。
まずはラッコキーワードで候補を探し、その後に別のツールで検索数を調べる、という使い分けをするのが賢い方法でしょう。
aramakijake(アラマキジャケ)
「aramakijake(アラマキジャケ)」は、日本国内のデータに特化した無料のキーワード検索数予測ツールです。
GoogleとYahoo! JAPANそれぞれの月間推定検索数を表示してくれるのが特徴です。
- Google: 世界最大の検索エンジン
- Yahoo!: 日本で根強い人気がある検索エンジン
この2つのデータを一度に見られるのは嬉しいポイントですよね。会員登録も不要で、サイトにアクセスしてキーワードを入力するだけですぐに使えます。「まずは大体の数字を知りたい」という時にぴったりです。
【有料】より高度な分析ができるSEOツール

ブログ運営に慣れてきて、「もっと本格的に分析したい」「ライバルに差をつけたい」と思うようになったら、有料ツールの導入を検討してみても良いでしょう。
ここでは、プロのマーケターも愛用している代表的なツールを2つご紹介します。
Ahrefs(エイチレフス)
「Ahrefs(エイチレフス)」は、世界中で利用されている非常に強力なSEOツールです。
検索数の調査はもちろんですが、特に「被リンク(他のサイトからリンクされている数)」の分析に優れています。
- 競合サイトがどんなキーワードでアクセスを集めているか丸裸にできる
- キーワードごとの上位表示難易度が詳しくわかる
月額料金は決して安くありませんが、本気で収益化を目指すなら、それ以上の価値があるツールと言えるでしょう。データの更新頻度も高く、信頼性は抜群です。
Semrush(セムラッシュ)
「Semrush(セムラッシュ)」は、SEOだけでなく、広告分析やSNS運用など、Webマーケティング全般をカバーできるオールインワンツールです。
世界中の多くの企業やマーケターに利用されています。
競合サイトの分析機能が充実しており、「ライバルがどんなキーワードで流入を得ているか」や「検索順位の変動」などを細かくチェックできます。
日本語のサポート体制も整ってきているので、英語が苦手な方でも比較的安心して導入できるのが嬉しいポイントです。
Googleキーワードプランナーを使った検索数の調べ方

ここでは、最も基本となる「Googleキーワードプランナー」を使って、実際に検索数を調べる手順を解説します。
画面の見た目は少し難しそうに見えるかもしれませんが、やることはシンプルなので安心してくださいね。
ツールへのアクセスとアカウント設定
まずはツールを使う準備をしましょう。Googleキーワードプランナーを使うには、「Google広告アカウント」が必要です。
- Googleキーワードプランナーの公式サイトにアクセスする
- 「キーワードプランナーに移動」をクリックする
- Googleアカウントでログインし、画面の指示に従って広告アカウントを作成する
- ※「キャンペーンなしでアカウントを作成」を選ぶと、広告を出さずにアカウントだけ作れます
最初は少し設定項目が多く感じるかもしれませんが、一度設定してしまえばずっと使えるので、頑張って進めてみましょう。
新しいキーワードを見つける手順
アカウントができたら、実際にキーワードを探してみましょう。
メニューの中から「新しいキーワードを見つける」という項目を選びます。
ここに、あなたが記事を書きたいと思っているテーマ(例:「ダイエット」「副業」など)を入力して、「結果を表示」をクリックしてください。
すると、あなたが入力した言葉だけでなく、それに関連するキーワードの候補がたくさん表示されます。
「こんな言葉でも検索されているんだ!」という新しい発見があるはずです。
検索ボリュームと予測データを確認する手順
結果画面が表示されたら、いよいよデータの確認です。
表の中に「月間平均検索ボリューム」という列があります。ここが、そのキーワードの1ヶ月あたりの検索数です。
- 無料版の場合: 「100〜1000」「1000〜1万」のような範囲表示になります。
- 競合性: そのキーワードで広告を出しているライバルの多さを「低・中・高」で示しています。
この数字を見ながら、「これは検索数が多いから狙い目かな?」「これは少なすぎるかな?」と判断していきます。また、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」機能を使うと、将来の予測値も見ることができますよ。
初心者が狙うべき検索数の目安とキーワード選定のコツ

検索数の調べ方は分かりましたが、実際に数字を見て「どのキーワードを選べばいいの?」と迷ってしまうことも多いはずです。
ここでは、初心者が狙うべき検索数の目安と、キーワード選びのコツについてお話しします。
ビッグキーワード(月間検索数1万以上)の難易度
月間検索数が1万回を超えるようなキーワードを「ビッグキーワード」と呼びます。
例えば「クレジットカード」「転職」「脱毛」などがこれに当たります。
検索数が多いので、もし上位表示できれば莫大なアクセスが見込めます。しかし、その分ライバルも強力です。
大手企業や有名な専門サイトがひしめき合っているため、個人ブログや立ち上げたばかりのサイトがここで勝負するのは、正直なところ非常に困難です。
最初のうちは、憧れのキーワードとして心に留めておく程度が良いでしょう。
ミドルキーワード(月間検索数1,000〜1万未満)のバランス
月間検索数が1,000〜1万回程度のキーワードは「ミドルキーワード」と呼ばれます。
ビッグキーワードほどではありませんが、それなりに検索需要があり、ライバルもそこそこ存在します。
- 狙い目: 2語や3語の組み合わせ(複合キーワード)ならチャンスがある
- バランス: アクセス数と成約(商品の購入など)のバランスが良い
サイトがある程度育ってきたら、積極的に狙っていきたいゾーンです。ただし、記事の質には高いレベルが求められることを覚えておきましょう。
ロングテールキーワード(月間検索数1,000未満)のメリット
月間検索数が1,000回未満、時には100回程度のキーワードを「ロングテールキーワード」や「スモールキーワード」と呼びます。
「検索数が少ないと意味がないのでは?」と思うかもしれませんが、実はここが初心者の主戦場です。
検索する人が少ないということは、その分「悩み」が具体的で深いことが多いのです。
例えば「ダイエット」より「ダイエット 産後 お腹 引き締め」の方が、読者が何を求めているか明確ですよね。
結果として、記事を読んだ後の満足度が高くなりやすく、商品の購入などにも繋がりやすいという大きなメリットがあります。
最初は競合が少ないスモールワードから狙う
ブログやサイト運営を始めたばかりの頃は、まずは月間検索数が「100〜500回程度」のスモールワードから狙うことを強くおすすめします。
競合が少ないため、しっかりとした記事を書けば上位表示される可能性が高くなります。
「自分の記事が検索結果の1ページ目に出た!」という成功体験は、モチベーションを維持する上でとても大切です。
小さなアクセスをコツコツと積み重ねて、サイト全体のパワー(ドメインパワー)を育てていくイメージを持ちましょう。急がば回れ、ですよ。
検索数を調べる際の注意点

検索数はとても便利な指標ですが、あくまで一つの目安に過ぎません。
数字だけを追いかけて失敗しないために、知っておいてほしい注意点がいくつかあります。これらを頭の片隅に置いてリサーチしてくださいね。
季節によって検索数が変動することを理解する
検索数は1年を通してずっと同じではありません。季節やトレンドによって大きく変動することがあります。
- 季節性キーワード: 「おせち(12月)」「水着(7月)」「花粉症(2〜3月)」など
- トレンド: ニュースや流行語などで急激に検索される言葉
ツールで表示される「月間平均検索ボリューム」は、過去12ヶ月の平均値であることが多いです。
「平均だと多いけど、今の時期は全然検索されていない」ということもあり得るので、グラフで推移を確認できる場合はチェックしておくと安心です。
数値はあくまで「予測」や「概算」であることを知る
ツールで表示される検索数は、Googleなどの検索エンジンが公式に発表している「絶対的な正解」ではありません。
あくまで過去のデータなどを元にした「予測値」や「概算」です。
そのため、使うツールによって表示される数字が違うこともよくあります。
「Aのツールでは1000回だったのに、Bのツールでは800回だった」と一喜一憂する必要はありません。
細かい数字の違いよりも、「需要が大きいか小さいか」という傾向を掴むことを重視しましょう。
検索数だけでなく「誰が検索しているか」を考える
検索数(ボリューム)も大切ですが、それ以上に大切なのが「検索意図(インサイト)」です。
つまり、「どんな人が、何を知りたくてその言葉を検索したのか」を考えることです。
たとえ検索数が多くても、読者の悩みを解決できない記事では意味がありません。
逆に検索数が少なくても、たった一人の悩みを深く解決できる記事なら、それは価値のあるコンテンツです。
数字の向こう側には、必ず「人」がいることを忘れないでくださいね。
まとめ

この記事では、検索数(検索ボリューム)の重要性や調べ方について解説してきました。
- 検索数は需要を知るための大切なバロメーター
- 無料ツール(Googleキーワードプランナーなど)でも十分調査可能
- 初心者は検索数が少なめのキーワード(ロングテール)から狙うのがおすすめ
- 数字だけでなく、検索意図を考えることが最重要
検索数を調べることは、読者の声に耳を傾けることと同じです。
最初は難しく感じるかもしれませんが、ツールを使って少しずつ慣れていってくださいね。
あなたの書いた記事が、それを必要としている読者にしっかり届くことを応援しています。
検索数についてよくある質問

検索数やキーワード選定について、初心者の方からよくいただく質問をまとめました。
疑問を解消して、スッキリした気持ちで記事作成に取り組みましょう。
よくある質問
- Q1. 無料ツールだけで検索数の調査は十分ですか?
- はい、初心者のうちは無料ツールだけでも十分に対応できます。まずは無料版のGoogleキーワードプランナーやUbersuggestを使って、キーワードの需要があるかどうかを確認する癖をつけることから始めましょう。サイトが成長してより詳細なデータが必要になったら、有料ツールを検討してみてください。
- Q2. 検索数が「0」や「測定不能」のキーワードは記事を書かない方がいいですか?
- 必ずしもそうとは限りません。ツール上のデータが0でも、実際には少数の人が検索している場合や、これから流行る新しい言葉の可能性があります。SNSなどで話題になっている言葉なら、検索数が表示されなくても書いてみる価値はありますよ。
- Q3. 検索数は毎月変わるものですか?
- はい、変わります。世の中の関心事や季節によって検索される回数は常に変動しています。一度調べたキーワードでも、時間が経つと検索数が大きく増減していることがあるので、定期的にチェックすることをおすすめします。
- Q4. 競合が強いかどうかはどうやって見分ければいいですか?
- 実際にそのキーワードでGoogle検索をしてみるのが一番確実です。検索結果の1ページ目に「企業サイト」「大手メディア」「Amazonなどの通販サイト」ばかり並んでいる場合は、競合が非常に強いと言えます。逆に個人ブログが上位にあれば、チャンスがあるかもしれません。
- Q5. Googleキーワードプランナーで詳細な数値を見るにはいくら必要ですか?
- 明確な金額は決まっていませんが、数百円程度の広告出稿でも詳細な数値が見られるようになることが多いです。少額でキャンペーンを設定し、すぐに停止してもアカウントのステータスが変わることがあるため、試してみる価値はあります。