最近、「新しいサイトや記事を公開したら、インデックスされなくなってしまった」などという疑問をいただくことが何度かありました。

「毎日更新しているブログサイトが、急に昨日と今日の記事だけインデックスされない」や、

「コーポレートサイトに新しいページを追加したが、1ヶ月近く経っても更新されない」など。

様々な対応を繰り返して、最終的にはインデックスされるようになったのですが、最近Googleサーチセントラルにて、似たお話をジョン・ミューラーがされていたので、そちらも踏まえてお伝えしていきます

SEOが新しいページに反映される時間はどのくらいですか?

https://youtu.be/6xtYk8optLc

2021年6月30日に行われたGoogleサーチセントラルにて、「SEOが新しいページに反映される時間はどのくらいですか?」

という質問が投げかけられました。

ジョン氏は、毎回のことながら明確な数字は避けてお話を続けます。

SEOが反映される・結果を得ることにかかる時間に枠はありません。

ただ、SERPに反映されるまでの時間を短縮できるコツはいくつかあります。

https://youtu.be/6xtYk8optLc

ジョン氏の回答としては、新しく公開またはリライトなどの更新を行なった際に、クロールとインデックスを迅速に行うための、できることに関してお話を続けました。

インデックスについて

新しいページが公開されると、インデックスが作成されるまでに数時間から、長いと数ヶ月かかる場合があります。

基本的に優れているコンテンツは、一週間ほどでインデックスされる傾向にあると考えています。

Web上に技術的なトラブルが発生したり、Googleのシステムが他のことに忙しくなってしまうこともありますので、一概にはいえません。

https://www.youtube.com/watch?v=6xtYk8optLc

インデックスされるされない問題は、様々なケースがあるので、肌感的には、なかなか「こうだよね」っていう名言はできませんね。

インデックスされるために自分でもできること

ここからは実際に実行できる手段について、いくつかお話ししていきます。

悩んでいる方は一通り実践してみてください。

ジョン氏の発言も引用で記載しておきます。

そもそもクリティカルなエラー修正したか?

大前提として、クリティカルなエラーがあったり、カバレッジのエラーがたくさんあると、Googleにとっては質の低いサイトとして見なされてしまいます。

小さなエラーが要因になる可能性は低いですが、「無い」ともいえません。まずは、カバレッジのエラーなどが多発していないかを確認して、適切な対応を済ませておきましょう。

▼カバレッジについてはこちらもご覧ください

https%3A%2F%2Fcocorograph
favicons?domain=cocorograph インデックスカバレッジの問題が新たに検出されました の通知と対処法
インデックスカバレッジの問題は、Googleがそのページを正しくインデックスできていないことを意味しており、問題を解消しない限り、そのページはGoogleにインデックスされず、検索結果に表示されることもありません。

サーチコンソールからインデックスさせたいURLのリクエスト

一番手っ取り早くて、リクエストしている感覚がある方法です。

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サーチコンソールトップの検索窓に、インデックスされていないページのURLを入力すると、

「URLがGoogleに登録されていません」という枠が表示されて、右下に「インデックス登録をリクエスト」とあります。

そこをクリックすることで、インデックスを促すリクエストを行うことができます。

まずはここからリクエストを行いましょう。

サーチコンソールからサイトマップを送信する

こちらも、上記に次いでベーシックな方法かと思います。

サーとコンソールのサイトマップエリアからサイトマップを送信してクロールを促す方法で、Googleからも詳しく説明があります。

方法として、

  • サーチコンソールを開いて左側の「サイトマップ」をクリック
  • XMLサイトマップのURLを入力して「送信」をクリックします。
  • 送信されると、完了しましたという画面が表示されます。

あとは数日待ってみましょう。

パーマリンクの変更(ケースバイケース)

ここに関しては、ケースバイケースになります。

Googleは「URLが日本語でも大きな問題ではない」としています。日本語のURLに設定してしまうと、デコードといって「%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%88%E3%81%8A」のように暗号化されます(これは「あいうえお」をデコードしたもの)

インデックスされるケースも多いとは思うのですが、肌感としては日本語URLのページはパフォーマンスが思わしくない傾向にあると感じます。

リダイレクトの必要等はありますが、可能な限りURLは英語、数字の組み合わせて簡潔にまとめておきましょう。

▼リダイレクトについてはこちら

Yoast SEORedirectionなどを使用することでも、気軽にリダイレクトを行うことができるので参考にしてみてください。

サイトマップのlastmodを利用する

URL の更新を知る手段としてサイトマップの lastmod を Google は利用しています。

(lastmodは各サイトマップファイルの最終更新日時をW3C Datetime形式で記述します。各サイトマップ内のページが変更された日時ではありません。)

ですが、どこをどのくらい更新したらlastmodを更新すべきなのかをGoogleから明確なナウンスはありません。メインコンテンツに大きな変更があったのであれば、lastmod も更新して再クロールを要求することは間違っていないと感じます。

ですが、ページがまったく変更されていないのにlastmodを更新してクロールさせようとするサイトがたくさんあるのが現状です。強引な理に適っていないlastmod利用が繰り返されると、そのサイトマップを Google は使わなくなります。

適切な使用方法を遵守してlastmodを更新しましょう。

サーバーの過負荷を防ぐ

サーバーが適切なリクエストを、タイムリーに処理できることを確認してください。

サーバーの速度が低下すると検索エンジンの速度も低下する傾向があります。

https://www.youtube.com/watch?v=6xtYk8optLc

エンジニア出身のジョン氏といった着眼点という感じです。

特に、サイトの規模が大きかったり、pv数が多いサイトでは注意したいところですね。

AWSのロードバランサーなども非常に便利で有効なツールなので覚えておきましょう。

内部リンクの適切な配置

新しいページの目立つ箇所に内部リンクを設置します。

Googleのシステムが重要と思われるページを認識しやすいほど、クロールとインデックス作成の優先順位付が容易になります。

例えば、ECサイトであれば、ホームページに新製品へのリンクがあると便利です。そうなると、Googleはいくつかのカテゴリーをクロールしてそれらを見つける必要がありません。

https://www.youtube.com/watch?v=6xtYk8optLc

これは確実に、やって損のない施策だと思います。

根本的なSEOの考え方としても、内部リンクをしっかり設置することが重要ですもんね。

ただし、闇雲に設置すれば良いというわけではないので、関連する内容で適切な配置の仕方を心がけてください。

※筆者の肌感として、関連している記事の中で最も調子の良い記事(PVが多い・クリックが多いなど)を選択することをお勧めします。

サイト内の不要なURLを削除

Webサイトの不要なURLをクリーンアップします。

検索エンジンはサイト上のすべてのURLを把握しようとして行き詰まり、大切なURL・気になるURLを見逃してしまう可能性があります。

https://www.youtube.com/watch?v=6xtYk8optLc

こちらも、クローラビリティを意識した際に重要な施策ですね。

はるか昔の記事や、あまり機能していない記事は、統合してリライトしたり、削除するなどして、余計な容量を増やさないようにしましょう。

クロールバジェットなどを考慮する際にも、コンテンツの整理は日々行なっておきましょう。

Webサイトの品質を高く保つ

ユーザーにとって、重要だと思われるサイトほどGoogleは認識しやすくなります。

【関連記事】Googleの適宜する質の高いコンテンツとは?

クロールや、インデックスの頻度を上げるためには質の良いコンテンツを心がけて、丁寧に作成することが大切だとジョン氏は話します。

筆者の経験例

最後のツールを除いてはどれも重要で、インデックスを促すために有効な作業だと感じます。

最後に、筆者も同じ悩みに直面した際に。上記の施策も含めて、行なったことがあるので、そちらもお話ししておきます。

内部リンクをめちゃくちゃ増やした

とにかくサイトで露出のあるコンテンツ複数に内部リンクを増やしました。

関連性の無い場合、決して褒められた施策でないことは重々承知の上ですが、インデックスの促進には繋がり、やってみる価値はありました。(インデックスされた後は、適切な内部リンク設計に戻してください)

URLを変更した

インデックスをされないページに行なった施策として、URLを変更しました。

※インデックスされているページのURL変更は、SEOの目線としても安易に行なってはいけません。

ただ当時の事例は、インデックスされておらず、動的に大量作られている記事ページでしたので、そのような施策も促してみました。

結果としてこの作業が、直接影響したかはわかりませんが、その後無事インデックスされました。

インデックスカバレッジの解消に努めた

そもそも、サイト内のエラーがあることは良いことではないので、サーチコンソールより、インデックスカバレッジが発生していないか確認をしました。

小さなエラーがいくつかあったので解消しました。

軽微なものであればすぐに対応できることも多いと思うので、こちらも確認しておきましょう。

インデックスカバレッジについてはこちらでも解説していますので、参考にしてみてください。

https%3A%2F%2Fcocorograph
favicons?domain=cocorograph インデックスカバレッジの問題が新たに検出されました の通知と対処法
インデックスカバレッジの問題は、Googleがそのページを正しくインデックスできていないことを意味しており、問題を解消しない限り、そのページはGoogleにインデックスされず、検索結果に表示されることもありません。

サイト速度に問題がないか確認した

CWVについては、最近動きが多いので、こちらも確認しておきました。

あまりに遅い場合は、クロールやインデックスに悪影響があるのは間違いないのでこちらも要チェックです。

こちらも過去記事を参考にしてみてください。

https%3A%2F%2Fcocorograph
favicons?domain=cocorograph コアウェブバイタル (Core Web Vitals) とは?レンダリングを妨げるリソースの除外編
コアウェブバイタル (Core Web Vitals)とは Core Web Vitalsは最近広っている概念のことで、特にページ読み込み時のページ体験に大きな影響を与える指標です。 2021年の5月より、モバイルのみ( […]

当時のケースでは、ライトハウスで確認して、少し画像のサイズが影響している部分があったので解像度を変更して、アップし直しました。

WebSubへ対応する

WebSub(旧名称:PubSubHubbub)はページの更新をGoogleなどの検索エンジンにリアルタイムに通知を行えるものです。

WebSubを利用することでなるべく早くクロール・インデックスしてもらえる可能性が高まり、WordPressであれば、プラグインの導入でかんたんにWebSubに対応ができるので、おすすめです。

WebSubのプラグインはこちらから
WebSub (FKA. PubSubHubbub)

【改めて確認!】インデックスされづらい要因

そもそも、インデックスされづらい要因にサイト・ページが当てはまってしまう場合、まずはここから改善することも視野に入れてください。

インデックスされづらい要因1.新しいサイト・ドメイン

よくあります。サイトやドメインがまだ新しい状態である場合、インデックスがなかなかされづらい傾向があります。

特に序盤はコンテンツも少ないケースが多いと思いますので、良質なコンテンツをコツコツと増やし、サイトの価値をGoogleに訴求していきましょう。

インデックスされづらい要因2.ページ・コンテンツの質が低い

2024年の3月に展開されたコアアルゴリズムアップデートでは、低品質コンテンツのインデックスをどんどん削減して行くとグーグルは明言しています。

上位サイトと比較して、あまりにコンテンツのボリュームが少ないケース・わかりづらいなどのケースがないか確認しましょう。

※残酷なことを言うと、ここに当てはまるコンテンツがインデックスされないと嘆く方が多いように感じます。大前提として一定のクオリティでコンテンツが作成できているかを意識してください。

インデックスされづらい要因3.ページ・コンテンツのエラーが多発している

エラーと一概に表現するのも難しいのですが、内部でGoogleのクローラーが困ってしまうようなエラーが多発していないか?確認してください。

下記はあくまでも例ですが

  • 正規化が正しく行われているか
  • 転送設定が適切か
  • ファイル内のソースコードは正しく記述されているか?

サーチコンソールの「ページ」タブにて、ある程度のエラーは確認することができますので、根本的なエラー等がないかも、まずは確認しておきましょう。

インデックスされづらい要因4.noindexタグの設定ミス・考え方のミス

意図せず、noindexタグが付与されているケースと、WordPress等であれば管理画面側で誤ってインデックスしないチェックボックスにチェックを入れてしまっているなど…。

また、サイトの立ち上げ等の際に本番環境を軸に制作を行なってしまい、公開までnoindexタグの付与で乗り切るなんてケースもあるようです。

長い間noindexを付与していて、いざ急にタグを外して、インデックスされると言うことはなかなか難しいです。

こういった部分も確認しておきましょう。

インデックスされづらい要因5.Googleのガイドライン・ポリシーに違反している

現実的にあり得そうな具体例を挙げますと、

  • AI生成コンテンツを確認せず、以上なペースで生成している
  • DRの高い中古ドメインを取得し、内容はスカスカのサイト(DR頼みすぎるケース)
  • 他社のテキストや表現を大きく変更せず、コピーコンテンツのような状態

などなど、思い切りポリシー違反を行うケースは少ないと思うのですが、先ほど挙げた3つは結構やってしまっている方が多そうだと思いました。

近年の傾向として、こういったコンテンツをGoogleは特に好んでいないように感じます。

もしかするとGoogleにも「Index Now」が実装されるかも?

Index Nowとは、 Microsoft BingがYandex とともに公開したもので、APIを通じて検索エンジンにクロールを必要とせずに即座に通知ができるという優れものです。

現状Googleはそこには関わっておらず、BingとYandexの2つです。

【おまけ】Index Nowの使用方法

IndexNow は API が公開されているので、そのAPI を通じて、コンテンツの追加・更新・削除を検索エンジンに通知するという仕組みです。

例えば、次のような形式のURLでHTTPリクエストを送信しましょう。

https://www.bing.com/IndexNow?url=abcdefg.com&key=your-key

www.bing.comの部分は IndexNowを送信する検索エンジンのドメイン名です。Yadexならyandex.com にしましょう。

IndexNow の値は通知対象の URL です(例では abcdefg.com)。

key の値(例では your-key)は発行してもらう固有の API キーです。
16e9b28cb6dc4c2596800f79rgw0s4f6f のような文字列になります。

仕様に従ってIndexNow 用のツールを自分で組めます。
WordPressや Wix などの CMS 専用のプラグインが近いうちに登場すると思われます。

ほかには、CDN のなかにも IndexNow をサポートする(予定の)サービスもあります。
最近人気のあるCloudflare はいち早くIndexNowに対応しましたね。

アルゴリズムへの理解が足りない?

Googleも日々アップデートを行い、アルゴリズムの更新が行われています。

特に、他社の情報を活用して運営しているようなサイトが直近(2022年9月後半時点)はあまり良い評価を受けていないように感じます。

ユニークで読み手にとって有益な情報を、定期的な頻度で発信していくことが大切ですね。

検索エンジンのクロールに関する問題を改善し、SEOの効果を高める方法

インデックスの促進には、ここまで解説したとおり様々な対応方法がありますが、環境や状況によってベストな対応方法は異なります。

更には、サイトの設計や構造、コンテンツに根本的な問題があるのであれば、その原因から改善することによって、以降スムーズなインデックスを促進できる環境に改善することができる可能性もあるため、専門知識のあるSEOコンサルタントに相談することが最も効果的といえます。

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まとめ

インデックスされない理由は、多くの側面がある反面、Googleの気まぐれであることも否めません。

「クロールバジェットの容量が、ある日突然超えてしまったので、悪いけどインデックスできませ〜ん」なんてこともあるのではないかと考えたりもします。

ただ、今回のジョン氏の話も踏まえて、質の良いものを量産するに越したことはありません。
サイトの質を日々、高める同時に、コンテンツのレベルも上げていけると素晴らしいですね。

この記事が多少なりとも、お役に立てばと思います。
記事を読んで不明な点等がありましたらお気軽にTwitter(@kaznak_com)などでご質問ください。

ではまた。