最終更新日: 2026/03/31

SEOチェックツールで自サイトの問題点をまるごと診断しよう

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「アクセスが全然増えない…何が原因なんだろう?」そんなふうに悩んでいる方にこそ使ってほしいのが、SEOチェックツールです。自分のサイトのどこに問題があるかを可視化してくれる、いわばサイトの健康診断のようなもの。無料で使えるツールも多く、初心者でも今日から始められます。この記事では、おすすめのツール7選と選び方、使い方まで丁寧に解説します。

SEOチェックツールとは?初心者でも自サイトを簡単に診断できるツール

SEOチェックツールとは、自分のWebサイトやブログの「検索エンジンからの評価」を調べるためのツールです。

SEO(検索エンジン最適化)は、Googleなどの検索結果で上位に表示されるためにサイトを改善する取り組みのこと。とはいえ、何が問題なのかを自力で見つけるのは難しいですよね。そこで活躍するのがSEOチェックツールです。

ツールを使うと、たとえばこんなことがわかります。

  • ページの表示速度が遅くなっていないか
  • タイトルや見出しが適切に設定されているか
  • どのキーワードで検索されているか
  • 他のサイトからコピーされた文章が含まれていないか

難しい知識がなくても、ツールが自動で分析して結果を見せてくれるので、「SEOって何から始めればいいかわからない」という方でも安心です。まずは自分のサイトを診断してみるところから、SEO対策をスタートさせましょう。

SEOチェックツールを使うべき3つの理由

ツールを使わずに感覚でSEO対策をしても、なかなか効果は出ません。なぜSEOチェックツールが必要なのか、3つの理由から整理しました。

サイトの問題点を客観的に把握できる

自分のサイトの問題点って、意外と自分では気づきにくいものです。「なんとなくデザインは整っているし、記事も書いている…」そう思っていても、Googleから見たときに低評価になっている要素が潜んでいることがあります。

SEOチェックツールを使えば、表示速度・メタ情報の設定ミス・モバイル対応の状況など、数値や診断結果として客観的に確認できます。「なんとなく良くない気がする」から「ここが具体的に問題」という認識に変わるだけで、次の行動が大きく変わってきます。

改善の優先順位が明確になる

SEO対策には取り組むべき項目がたくさんあります。コンテンツの質、内部リンク、ページ速度、キーワード選定…全部一度にやろうとすると、どれも中途半端になりがちです。

ツールを使って診断すると、「まずここから直してください」と優先度の高い課題が浮かび上がります。たとえばPageSpeed Insightsなら、スコアと一緒に「何を修正すると改善するか」まで提示してくれます。やるべきことが絞られると、行動に移しやすくなりますよ。

無料・低コストで始められる

SEOチェックツールの多くは無料で使えます。GoogleサーチコンソールやPageSpeed Insightsなど、Googleが提供しているツールは完全無料。ラッコキーワードやSEOチェキ!も基本機能は無料で使えます。

「SEO対策にお金をかけられない…」と感じている個人ブロガーや小規模サイト運営者でも、コストゼロでしっかりとした診断が可能です。まずは無料ツールから試してみて、必要に応じて有料ツールを検討するという進め方がおすすめです。

初心者におすすめのSEOチェックツール7選【無料中心】

ここでは初心者でも使いやすく、無料または低コストで活用できるSEOチェックツールを7つ紹介します。それぞれ得意な分野が異なるので、目的に応じて使い分けましょう。

Googleサーチコンソール(サイト全体の状態を把握)

Googleサーチコンソールは、サイト運営者なら必ず登録しておきたいGoogle公式ツールです。完全無料で使えます。

主な機能は以下のとおりです。

  • どのキーワードで検索されているか(検索クエリ)
  • 各ページのクリック数・表示回数・掲載順位の確認
  • インデックス状況の確認(Googleに認識されているか)
  • モバイル対応エラーやセキュリティ問題の検出

「自分のサイトがGoogleにどう見られているか」を知るための基本ツールといえます。まだ使っていない方は、最初に設定しておくことをおすすめします。

Googleアナリティクス(訪問者の行動を分析)

Googleアナリティクスは、サイトへの訪問者の行動を詳しく分析できる無料ツールです。現在は「GA4(Google Analytics 4)」が最新バージョンです。

確認できる主な情報は以下のとおりです。

  • 訪問者数・ページビュー数
  • 訪問者がどこから来ているか(流入元)
  • どのページが多く読まれているか
  • 直帰率(すぐに離脱した訪問者の割合)

SEO的には「検索流入がどれくらいあるか」「どのページがよく読まれているか」を把握するのに役立ちます。サーチコンソールと合わせて使うことで、サイトの全体像がよりクリアに見えてきます。

PageSpeed Insights(表示速度を確認)

PageSpeed Insightsは、Webページの表示速度を0〜100のスコアで評価してくれるGoogle公式の無料ツールです。

ページの表示速度はSEOの評価項目のひとつ。特にモバイルでの速度はGoogleが重視しているポイントで、表示が遅いページは検索順位に悪影響を与えることがあります。

URLを入力するだけで「モバイル」「PC」それぞれのスコアと、改善すべき具体的な項目が表示されます。スコアの目安は以下のとおりです。

スコア評価90〜100良好50〜89改善が必要0〜49問題あり

改善策も提示してくれるので、技術的な知識がなくてもどこを直せばいいかがわかります。

Googleキーワードプランナー(キーワードを調査)

Googleキーワードプランナーは、Google広告(旧Google AdWords)に付属する無料のキーワード調査ツールです。利用にはGoogleアカウントが必要です。

主に以下の情報を調べられます。

  • キーワードの月間検索ボリューム(どれくらい検索されているか)
  • 関連キーワードの候補
  • キーワードの競合度

ブログ記事のテーマ選びや、ターゲットキーワードの選定に活用できます。検索ボリュームが多すぎるキーワードは競合が強く、初心者には上位表示が難しいことも。「月100〜1000回程度」のキーワードから狙うのがひとつの目安です。

ラッコキーワード(サジェストキーワードを一覧化)

ラッコキーワードは、Googleの検索窓に表示される「サジェストキーワード」を一覧で取得できる国産の無料ツールです。

たとえば「SEOチェックツール」と入力すると、「SEOチェックツール 無料」「SEOチェックツール おすすめ」など、ユーザーが実際に検索しているキーワードの組み合わせをまとめて確認できます。

記事を書く前にターゲットキーワードの関連語を調べておくと、検索ユーザーが知りたい情報を網羅しやすくなります。コンテンツの「抜け漏れ」を防ぐためのリサーチツールとして活用できます。無料登録なしでも使えますが、1日あたりの検索回数に制限があります。

SEOチェキ!(ページ単位でSEOを診断)

SEOチェキ!は、URLを入力するだけで1ページのSEO状態を手軽に診断できる無料ツールです。登録不要で使えるシンプルさが人気です。

確認できる主な項目は以下のとおりです。

  • タイトルタグ・メタディスクリプションの内容と文字数
  • 見出しタグ(h1〜h3)の使用状況
  • サイトのインデックス数
  • 外部リンク・内部リンクの状況
  • ドメインの情報

ページのSEO設定に漏れや問題がないかを手軽にチェックするのに向いています。特に「記事を書いたら必ずチェック」という使い方をしているブロガーも多いです。

Copy Content Detector(コピーコンテンツを検出)

Copy Content Detectorは、自分のサイトのコンテンツが他のサイトとどの程度一致しているかをチェックできる無料ツールです。

Googleはコピーコンテンツ(盗用されたり、他と酷似した内容のページ)を低品質と判断することがあります。自分では意識していなくても、似た表現が多いと評価が下がるケースも。

テキストを貼り付けると、一致率をパーセントで表示してくれます。目安として一致率が20%以下であれば問題ない範囲とされています。外部ライターに記事を依頼している場合や、自分の記事が流用されていないか確認したいときにも役立ちます。

自分に合ったSEOチェックツールの選び方

ツールが多すぎて「どれを使えばいいかわからない」という方へ。料金と目的の2軸で整理すると、自分に合ったツールが見つかりやすくなります。

料金で選ぶ(まずは無料ツールから始めよう)

SEOチェックツールには無料のものと有料のものがあります。まずは無料ツールで十分です。

ツール名料金主な用途Googleサーチコンソール無料サイト全体の状態把握Googleアナリティクス無料アクセス解析PageSpeed Insights無料表示速度チェックGoogleキーワードプランナー無料キーワード調査ラッコキーワード無料(一部制限あり)サジェスト調査SEOチェキ!無料ページ診断Copy Content Detector無料(有料プランあり)コピーチェック

有料の高機能ツール(ahrefs・SEMrushなど)は月額数万円かかることもあります。個人ブログや小規模サイトであれば、無料ツールを使いこなすだけで十分なSEO改善が可能です。

目的で選ぶ(何を改善したいかで決まる)

ツール選びで迷ったときは、「今何を知りたいか」を起点に考えるとシンプルです。

  • 順位が上がらない理由を知りたい → Googleサーチコンソール
  • 訪問者がどこから来ているか知りたい → Googleアナリティクス
  • ページの表示が遅い気がする → PageSpeed Insights
  • どんなキーワードで記事を書けばいいか知りたい → キーワードプランナー・ラッコキーワード
  • 記事のSEO設定を手軽に確認したい → SEOチェキ!
  • コピーコンテンツになっていないか不安 → Copy Content Detector

最初から全部使おうとせず、「今一番困っていること」を解決するツールから試してみてください。慣れてきたら複数組み合わせていくのがおすすめです。

SEOチェックツールを使った改善の進め方【3ステップ】

ツールを用意したら、次は実際に使って改善に動きましょう。難しく考えずに、この3つのステップで進めるとスムーズです。

ステップ1:ツールで現状を診断する

まずは現状を把握するところから始めましょう。

Googleサーチコンソールでサイト全体を確認しつつ、改善したいページのURLをSEOチェキ!やPageSpeed Insightsに入力して診断します。この段階では「問題点のリストアップ」が目標です。

診断結果を見たとき、エラーや低評価の項目がたくさん出てくると焦るかもしれません。でも、問題が見えたということは「改善できる余地がある」ということ。前向きに受け止めて次のステップへ進みましょう。

ステップ2:優先度の高い問題から対処する

問題点が複数出てきたとき、すべてを一度に直そうとするのは非効率です。優先度をつけて、影響が大きいものから順番に対処するのがコツです。

優先度の目安はこちらです。

  1. インデックスエラー(Googleにページが認識されていない)
  2. ページ速度の大幅な低下(特にモバイル)
  3. タイトル・メタディスクリプションの未設定・重複
  4. 見出し構造の乱れ(h1が複数ある、など)
  5. 内部リンクの不足

1〜2の問題は検索順位に直結しやすいため、まずここから手をつけるのが効果的です。

ステップ3:改善後に再診断して効果を確認する

修正が完了したら、同じツールで再診断して変化を確認しましょう。

ページ速度なら修正直後に、検索順位やアクセス数の変化はGoogleサーチコンソールやアナリティクスで2〜4週間後に確認するのが現実的です。SEOの効果はすぐには出にくいですが、確実に変化は起きています。

「診断 → 改善 → 再診断」のサイクルを繰り返すことで、サイトの品質は着実に上がっていきます。一度で完璧にしようとせず、少しずつ改善を積み重ねていくのがSEO対策の正しい進め方です。

ツールを使う際に注意したいこと

SEOチェックツールは非常に便利ですが、使い方を誤ると逆効果になることもあります。2つの点を意識しておきましょう。

結果はあくまで目安として捉える

ツールの診断結果は「絶対的な正解」ではありません。たとえばPageSpeed Insightsのスコアはページごとに変動しますし、SEOチェキ!の結果がすべてのSEO要素を網羅しているわけでもありません。

Googleの検索アルゴリズムは200以上の要素で評価されているとされており、ツールが見ているのはそのごく一部です。スコアを上げることに集中しすぎて、コンテンツの質がおろそかにならないよう注意しましょう。ツールはあくまで「気づきのきっかけ」として活用するのがちょうどいい使い方です。

複数のツールを組み合わせると精度が上がる

1つのツールだけで判断するのは少し危険です。たとえばSEOチェキ!は表示速度の詳細はわからないし、PageSpeed Insightsはキーワードの状況を教えてくれません。

それぞれのツールには「得意な領域」があるので、目的に応じていくつかを組み合わせると診断の精度が上がります。

  • サイト全体の課題把握 → Googleサーチコンソール
  • ページ単位の診断 → SEOチェキ! + PageSpeed Insights
  • コンテンツ方針の検討 → ラッコキーワード + キーワードプランナー

このように使い分けることで、見落としが減り、より的確なSEO改善につながります。

まとめ

この記事では、初心者の方向けにSEOチェックツールの概要から、おすすめツール7選、選び方、使い方のステップまでをご紹介しました。

大切なポイントをおさらいするとこちらのとおりです。

  • SEOチェックツールは「自サイトの問題点を見える化」するもの
  • まずはGoogleサーチコンソールとPageSpeed Insightsから始めるのがおすすめ
  • 「診断 → 改善 → 再診断」のサイクルを繰り返すことが大切
  • ツールの結果は目安として使い、複数のツールを組み合わせると効果的

SEO対策は一朝一夕では結果が出ませんが、正しいツールを使って着実に改善を続ければ、必ずアクセスは変わってきます。まずは今日、1つのツールで自サイトを診断してみてください。

SEOチェックツールについてよくある質問

  • SEOチェックツールは完全無料で使えますか?
    • はい、この記事で紹介したGoogleサーチコンソール・Googleアナリティクス・PageSpeed Insights・Googleキーワードプランナー・ラッコキーワード(基本機能)・SEOチェキ!はすべて無料で使えます。有料ツールは機能が豊富ですが、まずは無料ツールで十分にSEO診断が可能です。
  • Googleサーチコンソールを設定するにはどうすればいいですか?
    • Googleアカウントにログインし、Googleサーチコンソールにアクセスします。「プロパティを追加」からサイトのURLを入力し、所有権の確認を行うと設定完了です。WordPressを使っている場合は、プラグイン(Yoast SEOなど)を使って簡単に認証できます。
  • SEOチェックツールを使えば検索順位は上がりますか?
    • ツールを使うだけで順位が上がるわけではありませんが、問題点を把握して改善することで上がりやすくなります。ツールはあくまで「診断の手段」です。診断結果をもとに、コンテンツ改善・ページ速度対策・内部リンク整備などの具体的なアクションを取ることが重要です。
  • SEOチェックはどのくらいの頻度で行えばいいですか?
    • 記事を新規公開したとき・大幅にリライトしたとき・アクセスが急に落ちたときなどに行うのが効果的です。定期的に行うなら月1回程度サーチコンソールを確認し、問題が出ていないかチェックする習慣をつけると良いでしょう。
  • 無料ツールと有料ツールの違いはなんですか?
    • 無料ツールは基本的な診断・分析に対応しており、個人ブログや小規模サイトなら十分です。有料ツール(ahrefs・SEMrushなど)は競合サイトの詳細分析・被リンク調査・大量キーワードの一括管理など、より高度な機能を備えています。本格的にSEOコンサルティングやビジネスサイトの運用を行う場合に検討する価値があります。

監修者紹介

ライトリーAIライター

600社の実績、継続率78%。
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