
引き続き話題に上がっている、タイトルの自動生成に加えて9月はGoogle側の不具合がちょこちょこありましたね。SEO担当者はサーチコンソールが見れなくなると、何もできなくなるなあとつくづく思い知らされました...。
過去数ヶ月でアルゴリズムやタイトルの変更があったため、パンチのあるニュースは少ないように感じますが見ていきましょう。
タイトルのアルゴリズムを修正?
https://twitter.com/googlesearchc/status/1438832851542237188?s=20
先月、Webページの結果のタイトルを生成するための新しいシステムについて共有しました。皆様からのフィードバックに感謝し、タイトルシステムをさらに改良しました。これまでに行ってきたことと、クリエイター向けの追加のガイダンスについて詳しく説明します。
公式より
流石に「これはやりすぎでは...」というケースが多かったためにフィードバックが多数寄せられたものと思います。具体的には、これまでtitleタグ使用率が80%だったものに対して87%も向上したとのことです。
今後もアップデートは繰り返し行われる模様ですが、どうなることでしょう。
▼過去記事でもここについては詳しくお伝えしています。
【2021年9月最新版】8月に行われたSEOニュースのトレンドまとめ
追記:個人的にはWeb担当者Forumさんのイラストが可愛すぎて大好きです。

SERPにインデント結果が復刻
Googleの検索結果では、同じドメインの中から2つのページが表示される際に2つ目をインデント表示するように変更されました。

過去にもこのようなインデント表示は実装されていましたが、一度撤廃されました。
視覚的に同じサイトということがわかりやすいので良いですね。
※インデント結果には、よくある質問のリッチリザルトが、2つ出ないようです。注意してください。
Chrome 94が正式にリリース
開発版Chromeで先に使用できたクローム94が正式にリリースされました。これによってできることがいくつか増えたのでお伝えしておきます。
デベロッパーツールが日本語で使えるようになった

筆者も開発版のChromeで試していた機能で、直感的な理解がしやすいと感じました。いきなり日本語になるのもちょっと違和感がありますが、慣れれば便利な機能ですね。
非HTTPSのページへのアクセスを拒否できるようになった
従来であれば、非HTTPSページへアクセスした場合は、タブに表示されているURLに鍵マークがなく、"!"マークと「保護されていない通信」と書かれているだけでしたが新しく導入された機能を使うと、下記画像のように一旦警告を促してくれます。

左のボタンでサイトへ遷移することができます。デフォルトでは設定がONになっておらず手動で設定を変更する必要があります。
設定方法は、タブ上部のユーザーマーク隣「設定」▷「プライバシーとセキュリティ」▷「セキュリティ」▷「常に安全な接続を使用する」と進んでマークをオンにすれば設定完了です。
ただ、この設定をしてしまうとHTTPページに訪れた際、必ずこの画面が表示されてしまうので、上手に使い分けてるべきでしょう。(一般的な国内のサイトを使用している分には対応ができていなくてHTTPになってしまっているケースが多いので。)
LCPに引っかかってしまうファーストビューの遅延読み込み画像をライトハウスが検出開始
表示速度周りへの対策が日々行われている時代でタイムリーなニュースです。
読み込む必要がない画像を「Lazy-load」というタグを使用して、遅延読み込みをする対策があります。
ただし、最初に表示されるべき画像にまでこのタグを設定してしまうと、むしろ表示速度を遅くしてしまうこと(LCPに引っかかる)になります。
指摘項目としては、下記のように表示されます。
Largest-Contentful-Paint 画像が遅延読み込みされませんでした。
遅延読み込みされるファーストビューの画像はページのライフサイクルの後半でレンダリングされます。これは LCP を遅くすることがあります。
ちなみに、解決方法はTwitterでもご紹介しています。 ▼参考にしてみてください。
https://twitter.com/kaznak_com/status/1442503473266712579?s=20
GoogleはURLを大文字と小文字と区別するとのこと。
ジョンミューラー氏はURLは大文字と小文字が区別されることを明確にしているため、注意すべきポイントととして述べました。
「このことがSEOに影響するか?」という問いに対して、ジョンミューラーは
「定義上、URLは大文字と小文字が区別され、最後のスラッシュなども重要です。したがって、技術的にはそうです—これらのことは重要です。それらはURLを異なったものにします。」
と述べています。
Googleは、同じURLのバージョンが複数あることを認識すると、それらを全てクロールして、検索結果に表示するバージョンを特定しようする傾向があります。
ジョンミューラーは続けます。
「これらの場合でもウェブサイトに同じコンテンツが表示される場合、検索エンジンはそれを自分で把握しようとしますが、通常はうまくいきます。しかし、それは必ずしも理想的ではありません。
たとえば、検索エンジンは、見つけたURLのすべてのバリエーションをクロールしようとします。これにより、ウェブサイトで他の有用なコンテンツを見つけるのが少し遅くなる可能性があります。」
とのことです。なるほどです。 また、正規化を行う必要などもあり対応が少し面倒になるとのこと。
https://youtu.be/d1xb84T0olI
まとめ
タイトルの自動生成はだいぶ落ち着いたようにも感じますが、引き続き動向をチェックする必要がありますね。
この記事が多少なりとも、お役に立てばと思います。 記事を読んで不明な点等がありましたらお気軽にTwitter(@kaznak_com)などでご質問ください。
ではまた。
監修者紹介
中村 一浩
代表取締役CEO
株式会社ココログラフ 代表取締役CEO。1982年生まれ。高校卒業後に携帯販売業界にて、インターネットとハードウェアの急速な進化に触れた後、ウェブの面白さに惹かれ、2009年に株式会社ジオコードに入社。SEOを中心にウェブマーケティングを学び、同時にウェブ制作部門、システム開発部門のマネジメントも兼務。幅広いウェブ運用知識を有する。2018年に独立・起業し、検索エンジンだけでなく検索ユーザーにまで最適化する、SEOの上位互換サービスSUOを提供。SEO / SUOの独自レポートツール、サチコレポート開発者。著書『現場のプロが教えるSEOの最新常識』
■得意領域
ウェブサイト改善 / SEO対策 / コンテンツマーケティング
