ついにUA終了…

頑張ってGA4使い倒していきましょう…。

ついにUA(ユニバーサルアナリティクス)終了〜GA4へ…〜

2023年7月1日より、ついにGA4への移行が…。UA上のデータは、収集処理が停止されるものの、2023年の12月31日まではUAのレポート画面にアクセスできます。

ただし、2024年の1月1日以降のいづれかの日程(後日、Googleからアナウンス予定のようです)でUAのレポート画面にアクセスできなってしまいます。

必要なデータはあらかじめ落としておいた方が吉ですね。

GA4について詳細は下記のページもご覧ください

ホストグループの解消に努めましょう

「ホストグループは統合した方が良い」
2023年6月に行われたSEOアワーにて、GoogleのGary氏がそう伝えました。

ホストグループについて

ホストグループとは、同じ検索結果において同じサイトがインデント表示(PCのみ)されている状態を指します。

Googleによると、

ホストグループは、同じサイトから取得された 2 つ以上のテキスト検索結果が、同じクエリでランク付けされているために、連続してグループ化されたものです。

複数のテキスト検索結果が一緒にまとめられているだけなので、この場合もテキスト検索結果のおすすめの方法が有効です。ユーザーが検索結果に表示されたページのうちの 1 つにアクセスすることが望ましい場合は、そのページを正規ページとして設定することを検討してください。

とのことです。

シグナルの分散を防ぐためには統合を検討すべき?

一見、自社サイトから2つのページがランクインされていて、良いようにも感じます。

しかし、結局はカニバリゼーションを起こしている状態と変わらなく、シグナルの分散も懸念されます。

Gary氏は、

可能であれば、その2つのページを統合することを検討した方がいいかもしれない。

と伝えています。

リダイレクト処理にて統合するのも良いですし、canonicalタグを使用して、正規化を行うのも良いでしょう。

セマンティックHTMLって結局重要なの?

よく、SEOを考慮したサイト設計の話になると「セマンティックなHTML設計を」などと耳にします。

ざっくり言えば、「HTMLタグ等を正しい用途で正しく使用する」といったところでしょうか。リスト形式で表示しているテキストには「・(ナカグロ)」をつけるだけでなく、<ul(ol)>タグや<li>タグを用いるなど…。

直近の動画では、ジョンミューラー氏が依然としてセマンティックHTMLが大切な旨を伝えました。

「セマンティック HTML はページを理解するのに役立ちます。ただし、ウェブサイトのランクを上げるための魔法ではない。(セマンティック意識をしたからといって、ランキングがめちゃくちゃ上がるわけではない)」

セマンティックHTMLが検索エンジンにもたらす利点

セマンティックHTMLを使用すると、検索エンジンのクローラーはページの各部分が何を意味し、どのように関連しているかをより明確に理解できます。

例えば、<header>, <footer>, <article><section>などのタグは、ページの特定の部分がどのような役割を果たすのかをクローラーに示します。

他にも、セマンティックHTMLを使用することで、検索エンジンはウェブサイトの内容をより正確に解析し、それを関連する検索クエリと関連付けることが可能になります。

これは、ページがより適切な検索結果として表示される可能性が高くなり、結果として検索エンジンランキングが向上する可能性があるということです。

ナビゲーションが複数あってもSEO的に問題なし?

SEOオフィスアワーにて、Gary氏に下記の質問が寄せられました。

複数のナビゲーションメニューがあることで、SEOのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性がありますか?

例えば、サイトの最も重要なカテゴリをすべて含むメインメニューと、ブランド拡張に関連するカテゴリを強化するためのセカンダリメニューなどがある場合など。

Gary氏は

複数のナビゲーション メニューがあることがサイトの SEO に何らかの影響を与える可能性はほとんどありません。SEO 目的では、ナビゲーション メニューが 1 つ、2 つ、またはそれ以上であっても問題ありません。Google はおそらく、ページの上部や左右、下部などナビゲーションがあることを認識できるでしょう。

と回答しています。

まとめ

AI系のアップデートは日々行われていますが、大きな更新がないため一旦取り上げないでおきます。しばらくはGA4周りのお話が多くなりそうで、学ぶこともまだまだありそうですね…。

この記事が多少なりとも、お役に立てばと思います。
記事を読んで不明な点等がありましたらお気軽にTwitter(@kaznak_com)などでご質問ください。